麻機トンネルの首なしバイク(静岡市葵区麻機)

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所在地

・麻機トンネルの首なしバイク

これは、私が友人に聞いた話です。

私は実際見たことはありませんが、聞いただけでゾっとしました。

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・友人の恐怖体験

静岡市の麻機という地域に昔からあるトンネルがあり、

車1台しか通れない狭いトンネルです。

しかも、入り口と出口に何故かコンクリートブロックがあり大きい車は擦ってしまうほどの狭さです。

昔、ピアノ線のようなものをコンクリートブロックに張り遊んでいたようで、

バイクを乗ってトンネルを通っていた人の首をはねてしまったようです。

それから、ある時間になるとそのバイクがトンネルを通り過ぎていくとい話を聞いたことがあるそうです。

そこで友人はその時間帯に車でトンネルに行き、バイクに会ってみようと計画を立てました。

友人は車で向かいました。

トンネルに到着するとトンネルの周りもトンネルの中も真っ暗で、不気味な雰囲気が漂います。

トンネルの入口はやはりコンクリートブロックがついており、入口を狭めています。

車をこすらないよう、慎重に進んでいきます。

少し進んでいくと、真ん中が若干広くなっていてここで対向車とすれ違うようになっています。

友人はここで車を停めて待つことにしました。

噂の時間に近づくと前から一台こちらに向かってきました。

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最初は車かと思いましたが、よく見たらライトは一つ。

バイクでした。

バイクはスピードを落とすような感じもせず、近づいていきます。

よけて停めているはずの友人の車めがけて進んでくる感じがより一層恐怖を駆り立てました。

「あ。ぶつかる!」

と思った瞬間、バイクは友人の車の中をスーっと通り抜けました。

友人は確かに首のないバイクを車の中で確認したのです。

友人は恐怖でパニックになっている自分を頑張って抑えながら、急いで出口へ向かいました。

追ってくるような音がしないのが幸いです。

それ以外は何事もなく、無事家へとたどり着いた友人は

二度と麻機トンネルには近づかないと言っていました。

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