【いわくつきの土地】甲山のキャンプ場事件や心霊体験。悲惨な歴史と謎に迫る

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いわくつきの土地甲山兵庫

兵庫県にある甲山(かぶとやま)はレジャースポットとして有名ですが、

その一方でいわくつきの土地、心霊スポットとしても有名です。

キャンプ場や自然豊かな甲山森林公園と五ヶ池(読み方:ごかいけ)湖畔が、

なぜいわくつきの土地という烙印を押されているのか。

その理由は、遺児放棄自殺多発猟奇殺人甲山事件(かぶとやまじけん)

多くの死者を出した地滑りと数多く死に関する要素が集中している地帯だからです。

「甲山は呪われた土地だ」

といつしか囁かれるようになりました。

なぜ甲山はこれほどいわくつきの事件が度重なるのか…

過去の事件をまとめ、謎に迫ってみました。

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甲山キャンプ場は自殺の名所?

甲山のキャンプ場は自殺の名所として密かに有名です。

阪急バスの最終停留所 甲山墓園で降り、坂道を登ると右側に北山貯水池。左側に湿原の池があります。
池の脇には東屋があり、橋には駐車場のあるトイレがあります。

北山貯水池前のトイレ
北山貯水池前

湿原の池
湿原の池

このトイレの洗面台の鏡の脇に自殺防止の命の電話の電話番号が書かれています。

それだけ自殺(または事件)が多いのでしょう。

近くにある電話ボックスは、自殺志願者が携帯を持たずここを訪れたときでも助けの連絡をすることができるように残されているとも言われています。

また、東屋から少しトイレ側に行くと甲山山頂とキャンプ場にいく道案内の分岐点にでます。

山頂に登らず下るキャンプ場への道を自殺者が辿る「黄泉の道」とも言うようです。

甲山山頂とキャンプ場にいく道案内の分岐点

ある人によると、冬にこの道を歩くと自殺があった場所がすぐにわかるそう。

なぜかその場所だけが冬でも草が枯れないんだとか…。

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立ち入り禁止エリアの謎

バス釣りの穴場にあった入り江

バス釣りが禁止されたことで、湧き水のあった入江も立ち入り禁止となりました。

この入り江では昔50cmクラスのブラックバスが釣れていたらしいですが、人形やガラガラが供えてあって気持ち悪かったということです。

そんな人が入りづらい入り江になぜお供え物があったのでしょうか?

頑丈なフェンスと監視カメラ

神呪寺横から左折し甲山橋をわたり、五ヶ池のトイレを進んで少し歩くと左の急カーブがあります。

右は土日限定阪急バスのロータリー、左は上部に監視カメラのある頑丈なフェンスが存在感を出しています。

阪急バス「五ヶ池」停留所(終点)のバス待機場のすぐ上のフェンスです。

五ヶ池フェンス

フェンスの上には警察の監視カメラがあり、侵入するとパトカーがきます。

※ただ、立ち入り禁止にしていても釣り人が抜け道から侵入しているらしいです。

このフェンスの向こうには道があり、「ゴルフ場関係者用と思われる小さな集落」があったが、

関係者の女性が失踪もしくは行方不明になり、その集落は消え

現在は立ち入り禁止エリアになってしまったという噂もあります。

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甲山キャンプ場と五ヶ池のトイレでの事件

五カ池では昔 上ヶ原小学校の生徒が1名溺死したくらいですが、その周辺が怖いです。

五ヶ池の小さな滝の向かいにある公衆トイレが通称「お化けトイレ」です。

子供がメッタ差しに刺殺されて死亡した事件があります。

犯人はまだ捕まっていないそうです。

そのほかにも、甲山キャンプ場のトイレで硫化水素自殺で2名亡くなっています。

2008年4月28日午前9時20分ごろ、

西宮市甲山町の甲山森林公園で、公園内の女性用公衆トイレの扉に

「硫化水素発生中。絶対に開けないで」と書かれた紙が張られていた。

20歳前後の女性が死亡。

甲山森林公園のトイレの個室にはいると50%の確率で事件のトイレに遭遇するらしいです。

甲山キャンプ場から湿原を登った近くの木でも首吊り自殺が1名いますが、

首つり自殺はおそらくもっと人数がいます。

表に情報がいちいちでてこないだけで。

また、トイレ前の橋のカーブとトイレからテニスコートに向かう急カーブで

バイク事故で2名亡くなっているそうです。

また、公園内のトイレにはいくつか、洗面所横に張り紙があります。

青木ヶ原樹海の入り口にあるような自殺防止の「命の電話」の電話番号です。

甲山キャンプ場のトイレの個室に入ったら急に体が重くなり頭痛がして吐き気がした。

トイレでなにかあったようだ。と感じる人もいます。

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トイレに「ワタシをここに捨てないで」

甲山キャンプ場のあるトイレには山の中の無人のトイレですが監視カメラが設置されてます。

このトイレの向かって左にフェンスに囲んだ空き地があり、

ここにゴミ捨て場があったんですが、

ここに書かれている言葉が怖いです。

「ワタシをここに捨てないで アナタと一緒に帰りたい」

※今は文字は消されているそうです。

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北山貯水池のバス停が心霊スポットの名所化している

北山貯水池のバス停で降りると、
命の電話のトイレがあり、その背後に電話ボックスがあります。

電話ボックス側から貯水池の堰堤沿いに歩くと西宮市が一望できるベンチがあります。

ベンチから振り返ると、

北山貯水池・十字架・墓地・甲山・トイレ・バス停・電話ボックスが一望できます。

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仁川ピクニックセンターで強姦殺人事件

阪急仁川駅からハイキングで行って川原で飯盒炊爨できた仁川ピクニックセンター。

今は草蒸した廃墟とフェンスと監視カメラで「立ち入り禁止」の看板で

封鎖されているようですが、凄惨な連続殺人事件が起きています。

フェンス奥の道をまっすぐ行って、右にボート乗り場跡があり、

ボート乗り場跡側におりず道なりに直進すると朽ち果てたコンクリートの橋があります。

トイレから石段を上がって左にいくと、半円形の広場の周辺にアスレチックがありました。

ここで母娘2名が強姦殺人で亡くなっています。

平成1年(1989).3.19〔37歳が幼女と主婦をレ●プ殺人〕

兵庫県西宮市の仁川ピクニックセンターで、市職員(37)が同級生と来ていた小学5年生の女の子(11)とボートや鬼ごっこで遊んだ後にレ●プしようとして抵抗されたため絞殺、翌日逮捕された。

昭和62年5.11に西宮市の甲山湿原で主婦(56)をレ●プしようとして抵抗されたため棒で殴って殺害したことも自供し白骨死体が発見された。

死刑が求刑されたが、「知能の遅れ、職場の軋轢、飲酒で善悪の判断能力が阻害されていた」として高裁で無期懲役が確定。

五ケ池のボート屋の主人の友達みたいなおっさんが犯人だった。

未発見の死体も埋まっている可能性があるので現場保全のためフェンスとカメラを設置したのかもしれません。

また、前のフェンスから旧ボート乗り場を経て橋を渡って右手のフェンスの先に第二ボート小屋がありました。

この先に昔、集落があって女性1名が殺害されて埋められました。

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有名な甲山事件がおきた土地である

甲山事件(かぶとやまじけん)は、1974年に兵庫県西宮市の知的障害者施設・甲山学園で園児2人の死亡事故が発生したことに端を発する一連の事件です。

事件発生時から25年が経過するという稀に見る長期裁判となり、

1999年の第二次控訴審では弁護団が総勢239人にまで膨れ上がるなど世間の注目を集めた事件でした。

【事件の概要】

園生の女児(12歳)が行方不明となる。また同月19日、園生の男児(12歳)も行方不明となる。

同日中に学園の浄化槽から2人の溺死体が発見された。検視の結果、被害者女児は3月17日に死亡、被害者男児は3月19日の食事後2、3時間後に死亡したことが判明した。

当初は浄化槽周辺が園児たちの遊び場となっていたため園児による事故ととる説もあったが、遺体が発見された時には浄化槽は17kgのマンホールの蓋で閉じられていたことから、警察は園児の力でマンホールの蓋の開け閉めができないと判断し、また同じ現場で短い時間の間に二人の死体が続いて放置されていた不自然さから大人による殺人事件として捜査。

また甲山学園は外部から隔離され、外部進入の形跡がなかったことから、内部犯として捜査が絞られたが、数年後に園児たちによる事故であることがわかった。

引用元 Wikipedia

冤罪が確定したのはなんと事件から25年後だったそうで、容疑者にされた元スタッフの方が不憫でなりません。

「浄化槽で殺された無念の園児たち、浄化槽に園児が投げ込まれて2名溺死」

というような恐怖を煽る噂がありますが、

これは殺人事件ではなかったことを強調しておきたいと思います。

アガペ甲山病院は、元殺人事件の場所だった?(西宮市甲山町)
アガぺ病院に出る子供の幽霊 アガぺ甲山病院は、PET検診、脳ドックなど各診察、治療を行う総合医療法人になります。 兵庫県西宮市の甲山町にある、比較的大きな施設として市民の利用も多いです。 しかし、この病院に、子供の幽霊が出ると...
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仁川の地すべりで沢山人が死んだ

「仁川百合野町地すべり」

1995年1月17日早朝の兵庫県南部地震によって、西宮市甲山の斜面で、幅100m、長さ100m、深さ15m、土石10万立方メートルという大規模な地すべりが発生した。

この地すべりで家屋13戸が押しつぶされ、住民34名が死亡しました。

災害から2年後の1997年11月18日、甲山森林公園の東隣に「仁川百合野町地すべり資料館」が作られました。

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甲山の歴史

甲山を航空地図で見ると良くわかりますが霊が集まりやすい地形になっているそうです。

・火山活動で隆起してできた火山。つい近年まで湯殿という場所に温泉がわいていた

・山岳信仰の開祖が修行した場所 火山の磁気の関係で昔から霊場と呼ばれていた

・戦国時代 甲山の神呪寺と隣の鷲林寺は武装寺社勢力として繁栄

・織田信長に反旗を翻した有岡城(伊丹市)の荒木村重に両寺院が加担した為、両寺とも信長軍に焼き討ちされた

・長期間 両寺は廃寺となり、戦死者の慰霊の為、石仏を山のあちこちに安置した

・鷲林寺には荒木村重の娘が匿われていたそうだが、信長軍の焼き打ちの際、寺の弁天池に入水自殺

・明治維新以降 六甲山一帯は外国人の別荘地の開発が進む、甲山山麓の温泉も整備され苦楽園という町が麓に作られる

・阪急電車の整備とともに五か池周辺が開発され一大レジャーランド地帯に

・甲山事件発生

・阪神淡路大震災の影響で仁川地すべりで多くの人命が失われる

・その後次々に周辺施設が荒廃し、立ち入り禁止の立て札の封鎖地帯となった。

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神呪寺(かんのうじ)という怖い名前のお寺がある

神呪寺のある甲山は昔、

修験道の開祖で呪術師の「役小角(えんのおずね)」が若い頃、修行して覚醒した場所だそうです。

役小角は甲山を拠点に六甲山一帯を修験道の道場にしたそうです。

実際に甲山の頂上からは祭事に使われたであろう青銅器も出てきており、昔から霊的な場所であったようです。

恐山のような霊的な聖域だった場所を近代化によって開発されたことで、

タタリが起こるようになってしまった…

と考える人も一定数いるようです。

また、当サイト情報提供者によると、以下のような噂もあるそうです。

甲山といえば神呪寺の住職の娘の話を、近所の目神山に住んでいた祖母に聞いた事がありますね。

三姉妹だったのですが、三人とも妙な亡くなり方をしているとか。

長女は寺内左手にある蓮池で溺死、
次女は寺の前の道路で交通事故、
三女は詳しく聞いてないのですが、病気と記憶しています。

これも甲山の呪いに関係してるのかもしれません。

たしかに、狭い範囲で多くの事件が起きすぎですよね。。。

兵庫県、六甲山の神呪寺での体験
兵庫県の西宮市に住んでいると免許を取得したら 友達と六甲山にドライブに行くのが当時のお決まりのコースでした。 当然私も同じ運命で、大学の夏休みを利用して取得した免許で、 実家の車を借りてドライブに行くことになりました。 ...
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涼宮ハルヒに由来?「阪急バスの裏メニュー」

また、こんなミステリー要素満載の甲山は、アニメでも題材にされたことがあります。

西宮には土日限定で「五ヶ池」まで運行しているバスがあります。

阪急夙川駅を出発し「こしき岩」「夫婦岩」「甲山墓園」「甲山事件があった病院」「甲山湿原」
「いのちの電話の張り紙があるトイレ」「「神呪寺」「(殺害された)母子たち霊が待つバス停」
「五ヶ池おばけトイレ」を通過し だれも乗る人のない 最終停留所「五ヶ池」に着く。

バス停のすぐ先にフェンスと監視カメラに警護された 五ヶ池が見える…。

噂では「阪急バスの裏メニュー」「黄泉の国への片道切符」「限定 心霊バス」とか
いろいろ言われているそうです。

なぜか休日の昼1便の往復だけの運行。

「阪急バスの裏メニュー」の由来は、

西宮が舞台となっているアニメ・涼宮ハルヒの憂鬱の中で、

SOS団(怪奇現象を研究するクラブ)の登場する回に、

「阪急バスの裏メニュー」に描写のかなり似通った車窓からの景色が見えるらしいです。

聖地巡礼の一環でバスに乗る観光客もいるのだとか。

六甲山山頂へのドライブの途中、白いワンピースの女性
友人の兄は、夜の六甲山にはドライブに行かない 怖い話、心霊体験の定番として、夜の山道のドライブというものがあります。 免許を取り立ての若者などを惹き付けてやまない娯楽、肝試しとしても定番なのか、 私の友人の兄も例外ではなく、免...

コメント

  1. 幸次郎 より:

    甲山といえば神呪寺の住職の娘の話を、近所の目神山に住んでいた祖母に聞いた事がありますね。三姉妹だったのですが、三人とも妙な亡くなり方をしているとか。長女は寺内左手にある蓮池で溺死、次女は寺の前の道路で交通事故、三女は詳しく聞いてないのですが、病気と記憶しています。甲山の呪いに関係してるのかもしれませんね。

    • kowaisite より:

      そのようなエピソードもあるのですが。やはり恐ろしい何かがある土地ですね。。。
      情報提供ありがとうございました。追記させていただきます。

  2. まーちゃん より:

    近くに住んでいますが、とても自然豊かでお散歩してる方なども居たり 環境の良い場所です。とても気に入ってる場所なのでこのような記事を目にするととても残念な気持ちになります。

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