私の学生時代の友達G君が新潟東港付近で体験した怖い話です(新潟県新潟市北区周辺)

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私の学生時代の友達にG君がいます。

よく遊びよく飲み接した仲間です。

彼は今は東京でIT関連の仕事で頑張っていますが、それまでは造船関係のお仕事をしていました。

彼は就職し、全国の港付近で仕事し、4年前新潟県の新潟市の北区の新潟東港方面の場所に異動となり仕事をしていました。

彼は勤務先の東港付近に向かう際、一人のロシア人といつもで会いました。

中古車関連の場所から現れる髭面で、常にハンチング帽をかぶっている背は高くないし、丸く太っていた男性でした。

G君は当然名前もわからなかったのでそのロシア人を丸い体格からマルオ(仮名)と命名してました。

マルオは、G君だけでなく通勤してくる人たちに

「おはよー!」とか「ハラショー!」とか叫んで挨拶してました。

通学の高校生達にも「おきばりやす~」とか言って笑顔でユーモアがありました。

それが毎日出社時にありました。

その内、G君もマルオを見ると挨拶したり、手を振ったりするとマルオも答えて返してくれました。

「頑張っておにーさん。」

とカタコトな言葉で励ましてくれることもあったそうです。

1年経ち、G君が仕事に慣れてきた春からでした。

桜が咲いた頃、マルオに異変が生じました。

朝、いつも挨拶してくれるマルオが、「ウガ!!」と怒鳴り声を挙げてウォッカを飲む瓶を地面に叩きつけて割ったり、

中古車関連の建物付近で他のロシア人と怒鳴りあいをしていたり、笑顔が無くなり凶暴的になってきました。

4月の終わりの事です。

G君は、仕事で取引先の積み荷が別の国の物だったことと、その会社の後輩が取引先にミスしてしまい、

そのフォローで点検や謝罪等で遅くなりました。

クレームや荷物の発注も完了し、仕事を終えたのは夜の1時でした。

会社はG君しかいなかったそうです。

G君は疲れましたが、次の日は休みでしたので会社の鍵をかけて出ました。

自転車に乗り込み、15分で自宅に着くので食事もまだしていなかったのでコンビニに向かうことにしました。

会社を出て中古車関連の付近に近づくと男性の姿が見えました。

一人で、それは体格的にマルオだとG君は悟りました。

中古車も大変だなと思いながら自転車で通り過ぎようとしました。

何か声を掛けられるのかなと思いましたが。

無言でした。

G君はなんか変だなと思い、振り向きました。

G君はその姿に驚愕しました。

マルオは虚ろな表情でした。

しかし、顔が血だらけで、胸のあたりにも血が付いて、しかも、両手が無い。

不気味な姿でした。

G君は「うわっ!」と叫び自転車のバランスを崩してその場に倒れてしまいました。

マルオのいた方を向き起き上がりました。 

だけど、そこには誰もいませんでした。

G君は間違いなく見ました。血だらけのマルオの姿を…。

あまりの怖さにG君は自転車のペダルを漕ぎ、コンビニに行き食べ物買ってすぐに家に帰り食べて寝たそうです。

翌日、仕事の疲れで昼頃起きてテレビをつけて過ごしてました。

するとローカルニュースで新潟東港でトレーラーに引かれて男性が死んだという内容をたまたま見てました。

映像の現場付近が自分の勤める会社と中古車付近。

死んだ男性はロシア人でした。

それを見た途端G君は死んだ男性はマルオだったのではないかと思いました。

翌週、出社したら会社ではその話題で持ちきりでした。

よく聞くとトレーラーを誘導したが、上手く旋回できず巻き込まれて引きずられてマルオは無くなったそうです。

G君がその日、仕事のクレーム対応などしていた時に起きたそうです。

警察のパトカーや消防、救急も来たみたいですが、G君は電話応対や他の作業で全く分からなかったとのことです。

中古車関連の建物付近には花束やお酒やウォッカの便が置いてありました。

色々聞くと中古車もロシアの貿易の不振などでなかなか上手くいっていなかった話も聞こえてきたそうです。

その夏、G君はお母さんの体調が悪いのと、親族からのIT関連の手伝いをしてほしい依頼もあり、会社を辞めることになりました。

去る直前にマルオのいた中古車会社も倒産し、閉鎖されていました。

あの春の深夜に見たのは死んだマルオの霊だったのかもしれません。

G君に何か伝えたかったのでしょうか?

そんな怖い話でした。

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