富士山麓の地元民によるコンビニの日常茶飯事。

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富士山麓にあるコンビニ店員の話です。

そこは青木ヶ原に向かう道の途中にあるコンビニで、早朝から深夜まで、様々な客が訪れます。

その店員は早朝シフトの勤務でした。

真冬の午前3時〜5時は、早朝といえどまだ暗く、客はあまり訪れません。

しかしたまに、一定の物を購入していく、同じ雰囲気の客がいるそうです。

購入物は軍手やビニール袋、ロープ、薪など。

そしてどの人も疲れたような、顔色の悪い表情だとのこと。

そのコンビニはキャンプ地も近く、普通のコンビニには売っていないようなキャンプグッズやサバイバルグッズも売っているそうなのです。

しかし、こんな早朝にひとりで、しかも顔色がよくない人が、この買い物。

何を尋ねる訳ではありませんが、察するものや想像してしまうことはあるそうです。

店員同士も何も言わないのはもう暗黙のルールになっているそう。

更に、定期的にある出来事が、行方不明者の写真をもって、見覚えをききにやってくる人。

だいたいはレジの横に写真を貼られて忘れ去られる存在なのだそうです。

しかしたまに、ごくたまに電話がかかってきて、警察から発見したとの連絡が来るそうです。

その連絡にも決まった言葉があり、

『見つかった』だと生存しているのですが、

『発見した』であった場合、遺体で見つかったとの合図だそう。

だいたいは後者で、連絡があった写真は処分されるとのこと。

このように、心霊というよりは、人間の怖さや気味の悪さによく出会うことが多々あるそうです。

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