巣鴨のラブホテルにいた者とは?

スポンサーリンク
この記事は約2分で読めます。

彼と初めてのラブホテル

当時私は関東に住んでいました。

その時は付き合い始めて間もない彼と初めてお泊りをする日でした。

でも彼の段取りが悪く宿泊先を決めていなかったんです。

私は関東に来たばかりでよくわからず、しかも私達は同性愛者です。

簡単に宿泊施設は見付かりません。

そんな彼が鶯谷にラブホテル街があるから行こうと言い出したんです。

今思えば他にも選択肢はあったはずなんですが、なぜ彼が鶯谷と言い出したのかはわかりません。

とりあえず巣鴨に向かい、漫画喫茶でラブホテルを探してもらい、宿泊するところを見付けました。

巣鴨のラブホテル街、

駅を降りた時はわからなかったんですが、

確かに少し路地を入った死角にラブホテルが点在している場所がありました。

予め同性愛者OKか確認してくれたようで、目的のラブホテルを発見しました。

実は駅を降りた時から、正直鶯谷という場所に嫌な印象を受けていたんですが、

なんとなく彼には言えませんでした。

内容は書きませんがそれなりの事をして眠りに着いたんです。

彼の寝言。

深夜二時くらいでしょうか。

ぐっすり寝ていた私は人の声で目が覚めたんです。

うっすら目を開けると隣にいたはずの彼がいませんでした。

彼はその時テレビに向かって話しかけていたんです。

寝ぼけているんだと思いました。

ベッドから起き上がり、彼に声を掛けようとした瞬間に一気に寒気がしたんです。

部屋の中に他の人の気配がしたんです。

一瞬金縛りのように体が動かなくなり、ボソボソ話していた彼の声が離れている私の耳元でクリアに聞こえたんです。

「大丈夫、わかってるから。大丈夫、わかっているから。」

同じ言葉を何度も繰り返しいました。

そして突然立ち上がり、動けずにいる私に目もくれず、ベッドに戻りました。

私は深呼吸して気持ちを落ち着けようとしましたが、その時でした。

「ドンッ!」

部屋全体に大きな音が響き、揺れたんです。

最初は地震だと思いました。

数分後フロントの方がノックしました。

大きな音がしたから心配だと。

私は大丈夫ですと答え、朝まで眠れませんでした。

しばらくしてから

あの日の夜の事はすぐには彼には言えませんでした。

半年ほどたった頃に彼にあの日の夜の事、そして鶯谷の事を話したんです。

そして彼から帰ってきた言葉に驚愕しました

「俺、鶯谷行ったことないよ」

私はあの日誰と鶯谷へ行ったのでしょうか?

今でもわかりません。

タイトルとURLをコピーしました