宮城県大崎市の温泉地にある廃墟

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宮城県大崎市の温泉地にある廃墟事故物件

私が中学生の時、

年の離れた従兄と心霊話になり盛り上がったのを今でも忘れません。

たまたま、夏休みの日曜日で車も所有している従兄が、

心霊スポットへ行こうと提案があり、

ふざけ半分でとある温泉施設の廃墟に行くことになりました。

母親には、ドライブという名目で私の弟も連れて3人で行くことになりました。

車の中では、本当にでるのかなど話は大盛り上がりでした。

心霊スポットや心霊話などもその当時の流行だったのも覚えてます。

だんだん、その場所に近づくにつれ空気もなんだか変わってきたのがわかりました。

湿度が高く、肌にまとわり付くようなものありました。

何故か、髪の毛が引っ張られる感覚がありました。

気持ち悪い体の感覚とまとわり付く空気。

その場所に到着したら、私は嫌な感じしかなく

まとわり付く空気を感じ取りながら車を降りました。

弟は、何一つ感じることない様子で逆に驚いたのを覚えてます。

従兄は、懐中電灯を持ち入口に歩き出しました。

待ってよ・・・追いかける私。

大丈夫だから

いや、何か変だよここ

みんな来てるし大丈夫

入口を開けた瞬間、壁に地図がスプレー塗料で書かれていたのが目に入りました。

入口から、行ってきた場所まで誰かが書いていました。

気持ち悪い空気が私を飲み込む様な感覚が急に襲いこんできました。

懐中電灯を、照らし歩き始めたら弟が

俺の足誰か触った?

触ってないよ?

いいや、誰か触ったって

従兄が

気のせいだから、怖いと思うからだ

ドアを開け通路に出ました。

ミシ、ギシ・・

歩き出した時に、全員が聞こえたのです。

女性のうめき声が聞こえました。

全員が一瞬凍りつき、血の気が引いたのを覚えています。

聞こえたよね?

うん

従兄は

行くぞ

従兄にしがみ付き、懐中電灯の明かりを頼りに歩き出した瞬間です。

奥から

ギシ、ミシ・・・バッタン

カツーン、カツーン・・・

悲鳴を私は上げたのは覚えていて、

何処をどのように車まで戻ったのかはわかりません。

確かに私たちしかいなかったのに・・・。

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