なにか写ってる??
ある朝高校生だった私は三面鏡のところで遊んでたペットの鳥を写真に撮ったんです。
画像を確認していたとき何か不思議なものが写っていることに気づきました。
三面鏡にうつった姉の部屋の扉の前に白いワンピースをきた首のない女の人が映っていたんです。
細い手足でした。
始めは何か姉の洋服がかかっているのかと思い、
自分の目で扉をみても何もかかってません。
三面鏡に映っているのは扉だけです。
まさかとは思いましたが、すぐには消さず学校にいって友達にみせるために残しておきました。
私の母は霊感が強く、この家にはたくさんの霊がいるといっていたのですが
霊などこの家にいるはずがないと信じていませんでした。
異変を感じ始める
毎朝通う地元の駅。
いつもと変わらないはずなのですが、じっと誰かに見られている感覚でした。
朝のこともあるので自分が気にしすぎているだけだと思い、
1日を過ごしていました。
ただ学校にいっても誰かの視線はずっと感じていたのです。
ついに信じ始める
いつも通り家に帰り、支度を済ませ寝ることにしました。
ずっと視線を感じていたので、怖くなり部屋の明かりはつけたままにしました。
テレビでよく幽霊をみるときというのは暗い真っ暗な部屋のイメージだったからです。
ようやく眠りにつきましたが、何故か途中で起きてしまいました。
眠りは浅いほうではないので途中で起きるのは珍しかったです。
状態を起こそうとしましたが体が動きません。
これが金縛りというものかと実感し、とても怖くなりました。
どう足掻いても動きません。
視線が天井から何故か動き外の景色になりました。
上を向いていた状態なので周りは見えませんが、真っ暗な空が見えました。
このまま死んでしまうのかと怖かったのですが、父親のトイレを流す音が聞こえ、
いきなり体に魂が戻った感覚になりました。
例えていうならばジェットコースターにのって落ちる時に胃がうく感覚と似ています。
私はあの時音を聞いていなかったら死んでいたのかもしれません。
写真はもちろん消しました。
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