【奈良県・天理ダム】「自殺の名所」に軽い気持ちで行ってはいけない!

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奈良
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・道中も怖い! 最恐ロケーション!

2年前の夏、バイクに乗って関西の心霊スポット巡りをしていました。

そんな中、自殺の名所と言われている奈良県の天理ダムへ行った時のことです。

ダムへの道は明かりが一切なく、8月だというのにやけに風が冷たく寒気を感じたのを覚えています。

また、暗く不気味な山の影から、蛇のように曲がりくねって現れる道路を突き進みながら、

「事故が多発しているというのも頷けるな」と思いました。

やがてダムが見え始め、上り坂を進み、少年の幽霊が出ると噂されている「バス停」に到着しました。

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・少年の幽霊の噂

自殺の名所と言われているダムに到着したのは、午前3時頃でした。

ダムの近くにある小さなバス停に明かりはなく、

対照的に煌々と電灯を光らせる隣の電話ボックスが異質に見えました。

しばらく周辺で写真を撮ったりしていたのですが、

結局、少年の幽霊を見ることは出来ず、写真にも特に異変はなく、

ホっとしたようながっかりしたような気持ちになりました。

今思えば、ここで帰っておけば良かったのだと心底思います。

「せっかくここまで来たんだから」という思いが、

私を電話ボックスの中へと押し込みました。

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・スマートフォンに「不明」の表示

電話ボックスの中にある公衆電話は、何の変哲もない小奇麗なものでした。

しばらく電話ボックスの中から外の様子を伺っていたのですが、

何が起こる訳でもなかったので、ふと、この公衆電話から電話をかけてみようと思い立ちました。

自分のスマートフォンを取り出し、公衆電話に10円玉を入れて自分の携帯番号をプッシュしました。

次の瞬間、スマートフォンに「不明」という文字が表示され、ギョッとしました。

あとから知ったのですが、スマートフォンに公衆電話から着信があった場合、

通常なら「非通知」や「公衆電話」と表示されるそうですが、

稀に何かの拍子で「不明」と表示される事があるそうです。

私は「不明」と表示されるのを見たのは初めてだったので、

周りの雰囲気も相まって怖くなり、受話器を置いてすぐにその場を立ち去りました。

その後、何事もなく帰宅したのですが、それからちょうど1年後、去年の8月のある夜のことでした。

就寝中に、突然スマートフォンの着信音が鳴り、目を覚ましました。

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私は眠りを妨げられるのが嫌いなので、

就寝前には必ずサイレント設定にしているのですが、

その時だけは何故かデフォルト設定のコール音が最大音量で鳴り、驚いて目を覚ましました。

そしてスマートフォンを手に取った私は、完全に硬直しました。

真夏の深夜、冷たい汗が額から滑り落ちたのを覚えています。

「不明」と表示しながらコール音を鳴らし続けるスマートフォン。

私に、その電話に出る勇気はありませんでした。

むしろ、絶対に出てはいけないと、そう思いました。

今年も8月が近付き、「今年もかかってくるのだろうか」という不安が大きくなっています。

お祓いに行くべきだろうかと悩みながら、どうしてあの時、

あの公衆電話から自分の携帯に電話をかけてしまったのだと後悔しています。

天理ダムに行ったら、特に用もないのに、公衆電話を使ってはいけません。

絶対に。

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