東日本大震災のあと、心霊スポットとなった沿岸の被災地で体験したこと

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宮城

私の住んでいる地域は2011年3月11日東日本大震災がおきました。

沿岸部は大きな津波によってたくさんの物が流されました。

たくさんの人が亡くなりました。

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その後、数年経った頃でしょうか、

ネットで心霊スポットとして沿岸の被災地が話題になっていました。

実際、私も地元で似たような話を聞いた事はありました。

私は、そういう事もあるだろうというくらいで特別に意識した事はありませんでした。

大学生の論文で東日本大震災後にタクシードライバーに聞いた話をまとめたものが発表されて、

一時期ニュースでも取り上げられてネットでも話題にもなっていました。

切なくて、悲しい物語でした。

私自身が聞いた話では、沿岸を夜になるとぞろぞろと並んで人が歩いているという話でした。

被災地に住む人は変に怖がらず手を合わせていたそうです。

沿岸部を車で走ると頭が痛くなるとか、具合が悪くなる人もいました。

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お清め塩を持ち歩いたり、お守りを持ったりと多くの人がそうしていました。

ここからは私自身が経験した話です。

仕事中に車で通りかかった道は、多くの車の乗った人が津波で流された場所でした。

その事を私は知りませんでした。

会社に戻り、外にある喫煙所でタバコを吸っていると人影があったので誰か来たんだと思い顔を向けると、

季節は夏なのに冬物のダウンコートを着た中年の女の人が立っていました。

私に向かって申し訳なさそうに頭を下げています。

連れてきてしまったんだなぁと思いました。

しかし、私はどうすることもできないので「ごめんなさい」と心の中で言いました。

すると女の人は消えました。

以降、被災した場所には立ち寄らないようにしています。

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