大阪なんばにあるオリエンタルホテルは、
千日前デパート(今はビックカメラ難波店)の火災とともに密かな心霊スポットとして知られています。
千日前デパート火災は100人以上もの死者を出した有名な事故なので幽霊の噂が出るのは自然ですが、
なぜ、近くにあるオリエンタルホテルまで幽霊の噂があるのでしょうか。
実はそれには明確な理由がありました。
千日前自体がいわくつきの場所なんです。
なんばオリエンタルホテルは心霊現象が起きて当然なのです。
なんばオリエンタルホテルは火葬場だった
これは刑場・焼き場のあった江戸時代の千日前周辺地図です。
そしてこの画像は現在の地図に昔の刑場・焼き場の場所を重ねた地図です。
千日前デパート(今はビックカメラ難波店)は「西墓地」の上に建てられたものだとわかります。
そして、なんばオリエンタルホテルは「焼場・祭場」の上に、千日前二番街は「灰山」の上です。
灰山とは焼かれた人骨が積み上げられた場所です。
なんばオリエンタルホテルで数え切れないほどの死者が焼かれ、
千日前二番街のあたりに無縁仏や墓の工面が出来ない人の死体が埋められました。
この辺りの建設にはおびただしい数の人骨がでるので掘るのに苦労したと聞いたことがあります。
建設に携わった人大丈夫だったんでしょうか・・・。
ちなみに、なんばオリエンタルホテルが立つ以前は、大劇名画座という映画館でした。
なんばオリエンタルホテルでの心霊体験
ちょっと昔の話ですが、
ビートたけしが
「なんばグランド花月劇場」で公演した時に泊まったホテルで心霊体験をしたそうです。
その話の中ではホテルの名前は伏せられていましたが、
実はそのホテルがここなんです。
千日前の幽霊ホテル・・と聞けば地元の人は間違いなく
「ああ、あそこやな」
と思い浮かべる場所だそうです。
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コメント
この度は被災者ならびに、被災者家族の皆様に慎んでご哀悼を申し上げます。
私も観光で大阪の千日前商店街に行きましたが、別段変わったことはありませんでした。
かつて咄家の桂文珍さんが、大阪の千日前は刑場があり、昔はシャレで『あなたに首ったけ』と言うのを『千日前の獄門台』と言ってたそうです。
その予備知識はあったものの、千日前の繁栄ぶりにとてもそのような場所とは思えませんでした。
確かにアーケードということもあり、薄暗く、心の中で『なぜもっと採光率の高いアーケードを採用しなかったのだろう?』と思いました。九州各地の寂れた町の商店街のアーケードも通ったつもりですが、千日前は福岡の繁華街にある商店街よりも買い物客や通行人が多い割には薄暗く、千日前を通る人々には、難波のグリコの看板前のような華やかさや賑やかさもなく、粛々と通り抜けて行くのです。
しかも、グリコの看板の方から千日前の方に行こうとすると『行ってはいけない❗』という気配を感じて、難波と千日前の間に『越えてはいけない。』という壁を感じて、どうしても難波から千日前商店街に行くことができませんでした。逆に千日前商店街から難波に入ろうとしても『入ってはいけない❗』という壁を感じ、その都度移動手段を変えて千日前から難波に行ったものです。
冬だったのですが、夕方の千日前商店街は何とも言えない不気味さを醸し出し、とてもアーケードを歩こうという状況ではなく、千日前商店街を回避して、難波の方に抜けて御堂筋線で新大阪の方に戻った記憶があります。
また、地下鉄御堂筋線なんば駅から、朝の9時頃の、開店前で通りの少ないOCMTなんば方向に行く地下街からも、福岡の天神地下街には無いような、異様な空気を感じて、午前中はその先に行けなかった記憶があります。
夕方は幸い地下街の人通りの多かったのを利用して、その地下街を抜けて、御堂筋線に行ったのかもしれません。
千日前商店街よりも、地下街の方が明るいという不思議な空間でした。
霊的な障り云々よりも、これから先もこのような悲惨な火災事故が起きないように火の用心を心掛けていきたいものです。
上記の方に同意です。心霊云々よりも、火事などの事故が起きないように努めることが、我々残された者の勤めではないでしょうか。鎮魂を謳うならそれしかないと思います。
風評被害を流すのは勝手ですが、そこで生活している人のことも考慮願いたいです