阪神・淡路大震災の復興被災地の話です。引っ越し直後から不思議なことが…

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阪神・淡路大震災から22年が経ちました。

そのあとも新潟、長野、東北、熊本など、辛く悲しい思いをされておられる被災者のかたは後を絶ちません。

現在住んでいる場所は、阪神・淡路大震災で大きな被害が出た町です。

たくさんの方が亡くなられた町なのです。

震災直後ではなく、復興が落ち着いたずいぶん後に整備された住宅に同じ市内から引っ越ししてきました。

ところが、引っ越し直後から不思議なことが起きるのです。

ソファーに座っている息子が「今、誰かに頭をなでられた」と言うのです。

そのあとも「誰かが話をしている」とか「笑い声が聞こえる」と言うのです。

息子は小さい頃から霊感が強く、不思議とくじを引くと何かしら当たるという運の強い子供でした。

私も「話し声」は気になることがたまにあったのですが、気のせいだと思っていました。

ですが、引っ越してしばらくしてから犬を飼い始めたところ、犬が誰もいないところに向かって激しく吠えるのです。

時間は決まってなく、朝のこともあれば夜のこともあります。

天井や玄関に向かって吠えたり、部屋の隅に向かって走っていって激しく吠えるのです。

普段は、甘え鳴きくらいで吠えることはまずありません。

そんな小型犬が部屋の隅や天井に向かって激しく吠える様子は、本当に不思議な光景です。

早朝に起きた大震災でしたので、眠ったまま倒壊した自宅に押しつぶされて亡くなられた方や、

倒れた柱に挟まれたまま逃げられず、せまる炎に包まれて亡くなられた方などはもちろん、たくさんの動物たちも被害に遭いました。

もしかしたらまだ、大切な人を探しておられる方がおられるのかもしれないと、吠える犬を抱きしめる毎日です。

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