私が中学生の頃に体験した話です。
地元大阪市帝塚山に当時はもう廃墟となっていたそれはもう立派な豪邸で、家の周りには高い塀があり塀の上には有刺鉄線が巻かれています。
いつからこの豪邸があるのかわかりませんが、昔ここで殺人が起きたとか自殺したとか有名で中学生は怖いもの知らずと言うか度胸試しと言うか友達数人と夜に行くことになりました。
元々私は少しだけ霊感があったのですが、怖い行きたくないと言うのも恥ずかしいので嫌々一緒に行く事にしました。
現地到着後どこか入れるとこは無いかと探していると塀の上の有刺鉄線が誰か入った後なのか人1人入れる所があり、自転車を台にしてよじ登り入りました。
廃墟の為か草木が生えっぱなし、何故か庭?には鳥居?があって神棚みたいなのもありました。
この時点でもうすでに帰りたかったのですがそうも行かず続行、家の中へ入りました。
家の中はぐちゃぐちゃで荒らされた様な感じでしたが特に何も変わった様子もなく1階2階と全て見て携帯のカメラで写メを何枚か撮影し外へでました。
近くのコンビニで撮った写真をみんなで見て噂ほど怖くなかったなーそろそろ帰ろうーって事で解散。
帰宅後私は普通に寝ました。
午前3時頃ふと目が覚めたのですが体が動かない。金縛りです。
すぐ解けたのですがもう怖くて怖くて…
絶対今日の事でだろうなと思いながら今日撮った写メを見たらなんとさっきまで写っていなかったのに画面右下に赤く睨んでいる人の顔が写っていたのです。
すぐ友達に連絡し友達は何もなかったようです。
数日後写メは削除し忘れられない思い出となりました。