怖い話、心霊話は持っていないと言いつつ、
金縛りは体験されたことがある方は、割と多いと思います。
私も私の兄も、一時期よく昔住んでいた家で金縛りに遭遇していました。
金縛りは身体が寝ていて、脳が起きている、
半覚醒の状態の時に起こる自然現象のように言われていますが、
確かにその側面もあると思うのですが、兄も私も金縛りで共通していたのが、
「身体が動かないと感じて耳鳴りがしてきて、部屋に何かがいる気配を感じた」ということです。
普通の肉体からくる金縛りであれば、「怖い」というかんじや気配を感じないと思います。
そして何より、「目を閉じているのに部屋の中が見える」と、私も兄も感じていました。
部屋の中が見えるはずがない、身体も首も動かないのに見渡せるわけがないのに、
ぐるっと、まるで何かに見せられているかのように、探させるかのように、部屋全体が見えてしまう。
このまま体が動かず、部屋を見ていては何かを見てしまう気がする。
なので、私も兄も金縛りがどうしたらほどけるか、
金縛りのたびに実践したり、ネットで調べたりしました。
結論は、足の小指や、手の指先から一本ずつ、動かしていくことです。
動かない、と思っていても、末端に集中すれば、ほんの少しずつ動いて、
一本目の指、二本目…と、やがて足全体が、体全体が動くようになります。
そして調べた結果、金縛り中に絶対やってはいけないことがあると言われているのをしりました。
それは「あなたは誰ですか?」と考えること。
霊に存在を認識していることを知らせることになるからだそうです。
身体を動かして、明かりをつける、それが金縛りから逃れる方法に思います。