当時、私は高校生の頃で家族と生活していました。
私は、いつものように
『そろそろ、お風呂入りや~』
親からの呼びかけに階段を降り風呂場に向かおうとしてました。
風呂場に向かう途中あまりにも疲れていた私は、
1階の和室に寝て居た愛犬で柴犬のちょこを抱きしめながら一緒に眠ってしまいました。
ふと意識を戻すと身体が自由にききません。
普段から金縛りには合いやすいタイプだったので、
金縛りになった時の対処法は心得ていました。
かなり疲れますが自力で解くことができましたが…
『あぁ~又、金縛りかぁ。これ解くのしんどいんだよなぁ~』
と思っていました。
しかしこの時は、いつもとは違う感じでした。
金縛りを解こうとしていると、私と愛犬のちょこの周りを5人の子供達が手を繋ぎ円を描き
私達を中心に回って来だしたのです。
子供達の姿は全身白い影の様だったのを記憶しています。
普段の金縛りでは中々こう言う現象は無かったのでかなり焦っていたと思います。
そしてもう一つ普段の金縛り時は絶対に他の家族が気づく事もなければ、
部屋に入ってくることもないのですがその時は側にちょこが居たのです。
私はちょこに『助けてくれ』と訴え続けました。
何故か普段とは違う為金縛りから自力で解けないで居たのでお手上げでした。
その時、ちょこが私のホッペを舐めてくれたのです。
其の瞬間周りの子供達も、金縛りも消えさっていたのです。
私は凄い大量の汗をかいて居ました。
金縛りから救ってくれたちょこを抱きしめ感謝しお風呂に入り汗を流しました。
以降あの子供達は出てきません。