イギリスに住み始めてから、自分自身も体験しましたし、友人の体験談も良く聞きました。
友達数人が借りていたロンドンのカムデンタウンのフラットでは、
自分以外誰もいないのに、リビングにいると、閉めてあるリビングのドアがノックされて、それが誰かが帰ってくるまで延々続いたとか、
同じフラットの一室の隅に時折り白い服を着た女の人が立ってるとか、
私もそのフラットに数日泊めてもらった事がありますが、本当にぞっとするような雰囲気が漂っているのです。
私自身はマンチェスターのRushulmeと言う所に住んでいた時、
もう寝ようか・・・と思っている時、寝室のドアが開いて、首の無い白いタートルネックを着た男の人が入ってきて、ベッドサイドに座り、私の肩を押してきた事があります。
それから同じ地区で引っ越した時もついてきていたようで、
今度は寝ていると姿は見えませんが、足元からノシノシと這い上がってきた事があり、そこも引っ越し、
今度は遠目の所に引っ越したら出なくなりましたが、
再度その地区の近くに引っ越してきた時は凄かったです。
寝ていると、足元の布団がパタパタと動いて、また足元から何かが迫ってくる重みを感じるんです。
どうすればいいのか分からなかったので、日本から般若心経の手ぬぐい、護摩木の灰、数珠などを送ってもらい、
ベッドの四隅を使って結界を作ってみました。
イギリス人の幽霊に効くのかどうか分かりませんでしたが、結界を作ってからはパタリと病みました。
ところが、去年、息子が夜ヘアドライヤーを使っていて突然叫ぶので、何事かと思ったら、
目をつぶってドライヤーを使っていてふと目を開けると、目の前に黒いコートを着た男の人が立っていたというのです。
今度は部屋の入口のあちこちに護摩木の灰を貼り付けました。
それ以来、また何も見なく、感じなくなりました。