島根県東部にある高校で起きた実話

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島根県東部にある高校で起きた実話学校

自分が高校生の時に体験した話です。

その日東部にある高校に三時間かけて練習試合に向かいました。

ただ練習試合が終わり帰り支度をしていると急な暴風雨に見舞われました。

そして帰り道の道路が土砂崩れのため通行止に。

その日はその高校に泊まることに。

高校に隣接する卓球部が昔合宿で使用していたという寮に、

野球部12人と顧問の計13人で泊まることに。

ただ明らかにおかしい。

部屋はとてつもなく広く畳。

廊下は150メートルほどの長さで薄暗い。

大浴場に関しては鏡が3つあるのだが全て合わせ鏡。

怖くなり自分達はみんな同じ大広間の畳の部屋で寝ることに。

夜中まで笑いながらみんなで話していると、

隣の部屋の顧問がふすまを開けうるさい、早く寝ろ。

そう言われました。

うるさいなあと思いつつ話を続けるとある部員3人ほどがうわっと言い耳を塞いだのだ。

どうした?と聞くとえ、今の声聞こえなかったの?と

他の部員に聞いても誰も知らないと。

ただ3人だけが聞いたのだ。

嘘つけと思い、なんて言ったのか聞くと

うるさいと言われただろって耳元で女に叫ばれたと。

顧問はいびきをかいて寝ていた。

どうしても信じられずにいると、

ある一人の部員が録音していると携帯を出してきた。

恋話をしていたのでいたずらで内緒で録音していたのだ。

恐る恐るみんなで聞いてみると、

その奇妙な声がしたであろう時間帯に

キーキッキーと爪を引っ掻いたような音の後フフッと甲高い女の笑い声がした。

気味が悪くなり自分達は寝ようとしたが、そこである一人の部員が異変に気付き叫んだ。

な、なんで俺らの話し声が入ってないんだよ。

そう、その録音した音声は甲高い女の声がするまでずっと砂嵐のような音だったのだ。

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