幼い頃から霊感があり、日常的に心霊体験をしていました。
そのなかでも怖い、と思った出来事があります。
当時小学生三年生でした。クラブ活動を終え下校途中
いきなり雨が降ってきて、早歩きで自宅に向かいました。
道端にある電灯がチカチカ…電気が切れそうなんだととしか思っていなかったのですが、
私が通過する電灯が消えている事に気付きました。
後ろを振り返りさっきチカチカしていた電灯を見てみると普通についていたのです。
流石に気持ち悪くなり、薄暗い道をひたすら早歩きしました。
そのときある電柱の横を通ると影のようなものが見えて、
ん?誰かいたかな?と思いましたが雨も強くなり、
怖い気持ちでいっぱいになったので走って帰る事にしたのです。
次通過する電柱がなぜだか怖く見ないようにしていましたが、やはり気配が…
見ない見ない見ない見ないと言い聞かせて走りましたが、やはり嫌な予感は的中。
白い服の女性が立っていました。
早くお家に帰らなきゃと泣きながら走りました。
次の電柱を通過、また立っている。
一番最初は下を向いていたのに少しづつ顔が上がっている事に気付きました。
なんとなく、家に帰るまでに目があってはいけない気がしてしたお向きながら走りました。
よしお家まであと少しだ!と安心し、下を向いて走っていた顔を上にあげ、
思いっきり走ろうとした瞬間、誰かにぶつかってしまいました。
すいませんと声をかけると、私を追いかけてきた女性の霊でした。
その霊を振り切り家まで数十メートル。
霊感のある祖母が何かを感じ取っていたのか玄関先でおいで、おいでと待っていました。
祖母の姿が見えたのか霊は追いかけてくることをやめ、消えて行きました。
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