都内マンションで一人暮らしをしていた時の話です。
夜8時過ぎにテレビを見ていたら玄関の扉をノックされました。
インターホンがあるのになぜノック?と思いながらも、
玄関の扉をあけても誰もおらず気のせいかと扉を閉めて鍵をかけました。
23時過ぎにベットに入ってどのぐらい経ったかわかりませんが、
またノックの音しました。
住んでいるマンションが会社で用意された寮だったこともあり、
同僚がふざけているのかと無視をしようと思い、
そのまま寝ることにしました。
明け方3時頃金縛りにあい目が覚めたのですが、
なんだか怖くて目があげられず、
目を閉じたまま寝返りをうったら、
太もも部分に人の手のような
何か温かいものがあたっていることに思わず目をあけました。
すると閉めたはずの寝室の扉が開いていることに気がつきました。
玄関の扉のノックや、
さっきの太ももの感触といいなんなのだろうかと、
不思議に思いながらも上体を起こしたら、
目の前に知らない女性が立っていました。
その女性は髪が長く全体的白い感じでただ立っているという感じでした。
私も今思えば、
なんでこんな事しちゃったのだろうかと思ったのですが
その女性に
『部屋間違えてませんか?』
と声をかけていました。
するとその女性はスッと姿を消しました。
次の日会社でこの話をしましたが、
もちろん誰も信じてくれないし、むしろ怖がる一方でした。
その日の夜は前日の件もあり
とても疲れていたので早めに就寝しました。
その日は扉のノックの音も特に聞こえなかったので、
安心して寝れると思いベットに入りました。
しかしちょうど日付が変わるぐらいの時間帯に、
急にお腹辺りに違和感があり、
誰かが私のお腹の上に乗っている感覚がして、
目を開けたら、
小さな男の子が乗っていておまけに肩を押さえつけされました。
私は全く動けなくなってしまい、
どうにかしなきゃと思い、
やっとの思いで声を出した時には男の子の姿はありませんでした。
2日続けてこのような事がありさすがに怖くなり、
近くの神社でお祓いをしてもらいました。
それ以降同様なことは起きなくなりました。
一体2人は誰だったのだろうと、今でもふと思い出す事があります。
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