神明公園で体験した怖い話です(新潟県新潟市中央区女池)

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心霊スポット

年末の休みに、私は会社に以前いた

同僚のG君から飲みの誘いの電話があり行きました。

彼は数年前私の会社に居ましたが、自分の夢を叶えるべく退社。

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様々な仕事を県内外でし、最近資格もとり、

来年正社員として春に県外の会社で仕事することが決まりました。

その報告とお祝いを兼ねて飲みました。

久々に地元に帰ってきたG君は少し太ってましたが、元気そうで安心しました。

色々と話をした中で彼は2年前、刺客習得の為一時数か月新潟市に居たことがあったそうです。

その時に怖い思いをしたという話を語りました。

それは、G君が2年前の春、ある専門学校で

資格を取るためにお姉さんの伝手を頼り新潟市の女池に住みました。

お姉さんと同じアパートで衣食を共にし過ごしたそうです。

資格を一発合格し、直ぐに出ていくという約束で彼は勉強と仕事に専念していました。

ある日、G君のお姉さんが食事中に行ったそうです。

「あんた、うちの近くにある神明公園ってわかる?

あそこにはなるだけ行かん方がいいけんね。忠告しておく。」

とお姉さんが真顔で暗い表情でG君に言ってきたそうです。

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何のことかわかりませんでしたが、G君は特に公園に行くつもりもなかったし、

姉の表情が真剣だったのでとりあえず頷いて了承しました。

G君は昼は専門学校で授業。

夜はコンビニなどでアルバイトする生活。

休みは勉強をずっとしていたそうです。

その数か月後、G君はその公園に行くとは思いもしませんでした。

夏の手前、G君は専門学校で授業を受けて資格の試験を受験しました。

そこで知り合ったクラスの自分よりも年下の学生さん達から

試験終了と合格を祈願しての飲み会に誘われたそうです。

G君は最初は断っていましたが、学生さんたちの強い誘いに根負けし飲み会に参加しました。

飲み会は様々な話等で盛り上がり、普段飲まないG君もお酒を結構飲んだそうです。

2次会まで行き、終了したのは夜の1時過ぎでした。

バスも終わり、タクシーもつかまらない。

お姉さんは工場で夜勤だったため、歩いて行けば

30分くらいでアパートに付くのでG君は頑張って歩いて向かいました。

久しぶりのお酒で酔って、汚い話ですが途中で吐いたり

水を飲んで休みながらアパートに向かいました。

アパートに近づいてきた時は酔いも醒めてクリアになっていました。

G君はふと神明公園の前に通り過ぎました。

彼はお姉さんの助言を忘れて、ふと公園に入りました。

ベンチに座り彼は少し休みました。

G君はこの時急激に寒気を覚えました。

熱い夏の夜なのに何故か風邪を引いたかのような急激な寒気を背筋に覚えたそうです。

神社を良く見渡すと公園内は遊具やトイレ。

公園の裏には何故か神明神社と書かれた鳥居があったそうです。

暗くて人もいない。

不気味な雰囲気だったそうです。

G君はベンチを立ち上がり帰ろうとした時でした。

何処からか女性の泣くような声が聞こえたそうです。

G君は辺りを見ましたが誰も居ません。

おかしいなと思った時視線を感じました。

それは公園内のトイレでした。

視線をやると、女子トイレの方から顔と首が血だらけの女性の首だけが出てました。

無表情でG君をじっと見ていました。

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しかも首から下が全く見えなかったそうです。

「うおおっ!」

G君は絶叫し、アパートに全力でダッシュ。

鍵を開け、明かりを点けて部屋に入りました。

もう恐怖で眠気も飛んで体の震えが止まらなかったそうです。

明け方、お姉さんが夜勤を終えて帰ってきて、

毛布を掛けて震えているG君に何で電気を付けっ放しか聞いてきたそうです。

G君はお姉さんに事の詳細を詳しく話したそうです。

するとお姉さんは溜息をついて、

「あれほど行くなと言ったのに?」と語り始めました。

神明公園はがあった場所は実は江戸時代罪人が

打ち首獄門された処刑場の跡地だったそうです。

昭和になり公園になったそうです。

ですが、江戸時代の町人の服装をした霊が見えたりとか、

夜公園のトイレから何か聞こえてきたりとか、

テレビなどでは霊能者が近づいてはいけない場所。

夜は危険と言われた場所だったそうです。

お姉さんは住んだ時に公園のブランコで小さな男の子と

女の子がいて、視線があったらニヤリと笑い消えて怖い思いをしたと言いました。

G君は言葉の意味が理解できました。

その後公園には近づかない。

通らない様に生活してました。

G君は資格に合格し、お姉さんのアパートから去りました。

お姉さんも数か月前にご結婚し別の場所に行ったそうです。

「トイレから見えた血だらけの女性が怖かった…」

と青ざめて話すG君が印象的でした。

そんな彼の体験した怖い話でした。

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