そう、それは私が幼い頃からのお話しです。
私は田舎の山奥に住んでいました。
近所には同じ小学校に通う友達も
少なく友達に打ち解ける事がなく、
いつもこもっている私はなかなか遊ぶ機会もないのでいつも兄弟と遊んでいました。
ある日、一人で遊んでいた私にある女性が私の傍に笑いながら近づいてきた。
何も思わなかった私は何も気にせず、日々をすごしました。
しかし、小学校にあがると私の顔はきつくなってする事はいつも人を傷つける事ばかりしていた。
そんな私の事で母はいつも泣いていた。
いつもみんなに謝っていた。
そんな日が続き、中学3年ある日の事。
私はいつもと変わらず生活を送り受験生だったので、受験勉強を遅くまでしていました。
その時、私は何かの視線を感じました。
しかし見回しても誰もいなかったので、気にせずまた教科書と向き合ったのですが、
ふっと強烈な眠気に襲われました。
そして私はそのまま眠ってしまいました。
そして夢をみました。
懐かしい夢。
そう、一人で遊んでいた時によってきた女性です。
しかし私はその人の顔をみた事がありませんでした。
夢ながら顔をみた私は、見てはいけないものをみたのです。
その女性は顔が白く髪が長く口の裂けた血まみれの女性だったのです。
そして私はその夢から目がさめたのですがその日からその女性を毎日みるようになりました。
しかし恐怖心が全くなかったのです。
そして私は高校へあがりました。高校に行ってもその女性はいつも一緒にいます。
しかし、ある日その女性がいなくなっていたのです。
そしていなくなった事を知ってから友達がたくさん出来、たくさんの人に恵まれ出会いました。
その時に始めて人生って楽しいと思いました。
それをあの頃泣かせてしまった母に、口が裂けた血まみれの女性の話をして、
その人がいなくなってから変わったんよね。って話したのです。
そうすると母は驚いた顔して私に言いました。
「なんでその人を知ってるの?お母さんの友達の○○さんは霊能者でさ、
あんたについてるって言ってたからお祓いしてもらった。
どの様な人がついてるかあんたに言うと怖がると思って言わなかったのに」っと言われました。
その後ゆっくり母から状況を聞きました。
私の顔が変わったのも私が人を傷つける事ばかりしていたのもその時はあやつり人形にされてもいたのだと。。
何年も一緒にいたと始めて知りました。
しかしいなくなってからすごく人生は変わりました。
人生が楽しくなりました。
笑うようになりました。
しかし笑っていられるのもつかのま。
楽しいですが今は今でハプニングがたくさんです。