数年前に実際にあった事です。
家族でドライブに行こうという事になり、
あちこち寄り道していた時にたまたま寄った道の駅に池があり、
池の真ん中にマリア像が立っていました。
家族が記念に写真を撮ろうというので、
マリア像を背景にスマホで写真を撮ろうとしたのですが、
写真を撮ろうとしたときに、
何故か池の半分が凄く薄気味悪い感じがしたので、
どうしても写真を撮りたくないと思い、
家族には悪いのですが写真は取らないほうが良いと断念してもらいました。
その後、寄り道しながら家路につき、
みんな就寝しました。
みんなが寝静まった午前3時頃、
かなり大きな音で
玄関を「ドンドンドン」と誰かが叩いてみんなが起きたのですが、
夜中なので不審者が来たのかと思い、
「だれだ、こんな夜中に」
とかなり大きな声でいいながら玄関に行ったのですが、
玄関に着いても誰もいません。
不審者のいたずらか?と思いカギを締め直して寝直す事にしました。
10分程たった頃、
また関を「ドンドンドン」と誰かが叩いてきます。
すぐに玄関に向かいましたが、
やはり誰もいませんでした。
気味が悪くなり
神棚に上げた塩を玄関に置いたら、
その後ピタリとやんだので、さらに気味が悪くなりその日はみんな寝れませんでした。
次の日、あまりにも気持ち悪かったので、
付き合いのあるお寺の坊さんに相談したら家に来てくれたので相談してみると、
その池の近くから何か持って来なかった?と言われ、
家族の一人が下に落ちていたチューリップを持ってきたと告白しました。
坊さんが言うには、
「そのチューリップを返せって追って来たのだろう」との事でした。
その後チューリップを返しに行ってからは、
それに関しての奇怪なことは起こらなくなり今に至ります。
以来、何であろうと落ちてる物を拾って持ってきてははいけないという教訓ができました。