「軽井沢スキーバス転落事故」が起こった場所、国道18号線碓氷バイパス。鹿に宿る魂と友人の心霊体験

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交通事故

私には、生まれつき霊感が強い友人がいます。

先日地元に帰省した時、こんな話を聞きました。

長野県に住んでいる友人は、冬休みに友達と3人で東京に出かけました。

混雑を避けるため夜遅い時間に出発したこともあり、国道18号を順調に走っていました。

しかし、夜明けが近くなってきたころ、急に霧が立ち込めてきたそうです。

前が見えないほどに辺り一面が真っ白になりましたが、

友人は「車を止めてはいけない」と直観的に感じ、走り続けるよう言ったそうです。

しばらく走ると、辺りが見慣れない景色になってきました。

友人は悪寒を感じ始め、みな早くこの道を抜けようと焦りはじめました。

そして、霧の中から突然、鹿が現れました。

友人の乗った車は、霧の中で十数頭の鹿の群れに囲まれてしまいました。

鹿は今にも襲い掛かってきそうだったそうです。

車は猛スピードでその道を走り抜けました。

しばらくすると霧はパッと晴れ、いつも通り国道18号を走っていました。

3人は我に返り、一気に安堵感に包まれましたが、友人だけは足に痛みを感じていました。

靴下を脱ぐと、足首のところに無数のひっかき傷があったそうです。

友人は、途中で道を誤ったのか、国道18号碓氷バイパスの入山峠付近を走行してしまったのではないかと言います。

2年前の1月、大型観光バスがガードレールをなぎ倒して道路脇に転落し、乗員・乗客41人中15人が死亡、生存者も全員が負傷した「軽井沢スキーバス転落事故」が起こった場所です。

亡くなった乗客は全員大学生でした。

友人たちの無事を安堵するとともに、あの道で事故が二度と繰り返されないことを祈ります。

彼らの無念は鹿に宿り、今もあの場所に生きているのかもしれません。

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