気付かない振りは役に立つと言っていた自称霊感女子大生

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【はじめに】

私自身の体験談ではなく、私の知り合いが体験した話です。

彼女とは学生の頃に知り合い、そして彼女はその時住んでいた場所こそ違いますが

出身地である地元では結構色々な体験をしてきたそうで、その中の一つを紹介します。

【発端は友人とのドライブ】

結構可愛くて高校生の時はやんちゃに髪を染めたりなんかもしていた彼女には、

年上の地元の不良みたいな知り合いが多くいました。

そしてある日、ドライブに行こうと誘われて男女3人ずつの6人で夕方にドライブに行きました。

どこに行くのか知らなかったのですがどうやら目的地は決まっているようで、

尋ねても教えてくれないので到着を心待ちにしていると、到着したのは結構前に潰れた廃病院でした。

周りの人たちは彼女に霊感があることを知っていたので、

そんな彼女と肝試しをしたら面白そうだと思ったのだそうです。

【廃病院の散策】

当然嫌がる彼女でしたが、他の皆がどんどん中に入って行ってしまうので仕方なく付いて行きました。

彼女曰く、「私が見える者は大丈夫、私が見えない者がやばい者」と言っていて、

実際にそこの病院内でも寝っ転がっている看護師さんが見えたりしたそうなのですが、

他の5人には見えていないようなので何も言わなかったそうです。

男たちは「何も出ねえじゃん」等と言っていましたが、彼女は心の中で(しっかり出てるよ)と思っていました。

そして一行が辿り着いたのは霊安室、さすがにこの中に入るのは怖いと言う女の子と、

入ってみたいという男、そこで男だけで入ることになりました。

彼女を含めた女3人で霊安室の外で待っていたのですが、急に女の子二人がどこかへ歩いて行ってしまい、

話しかけても「ちょっと待ってて」としか言わなかったそうです。

彼女は友達二人が自分を驚かそうとしているのだと思いました。

そして少しして戻ってきた二人、なんだか不自然に戻ってきました。

そして何が不自然だったのかはその二人の発言から明らかになります。

戻ってきた二人は「男の子いたよ」と言って、どうやら手を繋いでいるようです。

女友達二人の間には、彼女たちにしか見えない男の子がいるようでした。

【彼女の対処法】

先程も言いましたが、彼女が見えない者こそやばい者です。

そして彼女にはその男の子が見えませんでした。

これはやばいと思った彼女、まさかその状況でいきなり

「ごめん、私帰るわ」と言って一人で急ぎ帰りだしたのだそうです。

この話を聞いて、私は彼女に「お前なんて薄情なやつなんだ」と言いましたが、

しかし彼女は「だって私が見えないんだからどうしようもないよ。

そういう時は気付かなかった振りして関わらないようにするしかない。

でもそうすれば大概大丈夫なんだよね」と言っていました。

そして彼女は、一緒に廃病院に行った友達5人がその後どうなったのか教えてくれませんでしたが、

それはただの彼女の悪ふざけだと信じたいです。

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