都内は某大塚マンションでの体験
私は当時、池袋のナイトな仕事のボーイ、ウェーターをやっていました、
そこにホステスの応募で少し年上の女性が入店します。
普通のもてそうも無い女の子でした。
その子は都内は池袋が環境にあうとの事で、
夜の仕事に付く事になります。
実家は埼玉市なので入店の1か月前に、隣の大塚へ越すことになります。
その部屋は大塚駅から10分ほど歩いたところにあります。
当時20年前の1DKで家賃は4万~代と少し物価も安くバブル時代になります。
数日から始まる違和感~
そこは駅から少し離れた、西寄りのアパートで陰になる部屋です。
勤務が夕方の6:00から明け方の4:00位になるので、
実質は夜は部屋にいない生活が2か月ほど続きます。
越してきて、最初は何も感じなかった彼女ですが、
たまに偏頭痛を感じる程度、
頭痛持ちではないのですが、
ここ1か月から頭痛が始まり仕事で休みがとれない為の
体調不良からなる頭痛だと思っていました。
その頃からですね、肩が重い首筋が痛む、強張る等。
しかし環境が環境で入店したばかりでストレスが原因だと思い、
そのまま生活を続けます。
久々の2か月ぶりに休日を貰い、やっと1日を部屋で過ごせる時間になります。
彼女は普通の生活のペースで部屋で寛ぎます。
勤務終了が明け方の4:00なので、
どうしても朝から寝床に着くことになります。
その日は、熟睡で夜中まで寝ることになり、
丁度その時間に彼女は目が覚めるのです。
覚めると言うより起されたと言う方が強いと聞きました。
あれは夜中の2:30に差し掛かる時間の事です。
何だか、お勝手の仕切り硝子から薄い光を感じた彼女、
最初は電気を消し忘れたのかと錯覚したそうですが、
何か変?
すり硝子の仕切りを、開いたところ、
なんとこの世では信じられない光景を目にします。
そこには、薄暗い光の中で
(親指大くらいの、お坊さん)が
床に座りお経を経てているでは、ありませんか!
これには彼女も驚いたらしいです。
怖いというよりも不思議な感じ体験だと言っていました。
お坊さんの霊が殺人や自殺で成仏できない霊を成仏させる為に、
あの世から使わせられたのか?
この時代は自殺や殺人の部屋でも、借主に報告の義務はありませんでした。
がしかし、現在は殺人部屋は賃貸法律で、
(告知事項として)知らせる義務にはなっていますが?
もしかしたら当事の某大塚マンションも、
いわくつきの部屋だったのかもしれません。