東京大学に現れた受験生の亡霊

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東大は知っての通り、

日本中のハイレベルの受験生が

必死に入学を目指す超難関大学である。

当然偏差値も高く、

合格することはたいへん難しい。

そうであるから、東大に入れなかった受験生の落胆と怨念、呪詛も深い。

これはそんな東大のキャンパスのオカルト話である。

怪火

ある冬の夜、

医学部の校舎の窓を通して、

中で真っ赤な火がチラチラゆらめいているのを巡回中の警備員が見つけた。

急いで駆けつけてみると、そこには火の気も何もない。

その部屋は戦前に在籍していた教授の

古い胸像や肖像画が所狭しと並べられている、

オカルトじみた空気漂う洋館の一室のような場所である。

同じフロアには解剖実験室もある。

警備員はやや身震いしながら外を見ると、

玄関前の円形庭園のベンチの上あたりを火が動いている。

ただちに外へ飛び出して見ると、

火の玉が1メートルくらいの高さに舞い上がり、

水平にすーっと進んでいく。

追ってみると、キャンパスのとある場所まで辿り着いてそこで止まった。

そこは明日行われる合格発表の場所で、

掲示板を支える鉄骨が組み立ててあった。

火の玉は「シュッ」という何とも言えないような寂しい音を立てて消えた。

合格発表

翌日の合格発表はとどこおりなく行われたが、

大学関係者の間ではとある噂が広がった。

「見えない合格者」が出たらしいと。

東大の合格発表ではテレビで見るように

合格者を在校生の運動部員が胴上げする慣わしがある。

番号があったと叫んだ合格者を取り囲み、

運動部員が身体を持ち上げて

ワッショイワッショイと三回胴上げするのだが、

ある受験生を胴上げしたとき二回目くらいで

フッと軽くなり、消えてしまったというのだ。

落としてしまったかと思い慌てて探したが、

神隠しの如くどこにもいなかったらしい。

後日談

火の玉が出た医学部はその大学でとりわけ偏差値がたかく、

何年も浪人を続けている受験生も多い。

不合格で心残りのまま自殺した受験生の無念の霊が、

かなうことのなかった合格の幻を夢見ながらさまよっているのだろうか。

後日行われた入学式にも、「見えない新入生」が現れたという。

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