10年ほど前の私がまだ一人暮らしをしていた頃の話です。
その頃付き合っていた彼氏は霊感がとても強く、
小さい頃からいろんな幽霊を見ていたそうです。
私自身幽霊の存在を見たことはないのですが、
仕事が介護職ということもあり、多少なりとも信じていました。
ある日のことその彼氏と同棲をしていました。
いつも通りにお互い仕事をし、次の日2人とも休みだったので、
家で映画を観ながらお酒を飲んだりお菓子を食べて過ごしていました。
その日は何もなく普通に寝て次の日朝起きたら、
彼氏からこんな事を言われました。
「昨日の寝てるとき何か変じゃなかった?」
私はいつも通り寝れていたので、
「えっ、いつもと同じじゃなかった?」と言うと
「ふーん」と言われたので気になって何があったかを聞きました。
彼氏曰く寝ていて急に体が動かなくなり金縛りにかかりました。
そして目を開けるとまったく知らない男の人が家の中に立っていたそうです。
その男性は猫背で30代くらい。
彼氏は金縛りに何度もなったことがあるので、
いつも般若心経を唱えると金縛りがとけていた為その日も般若心経をとなえていたそうです。
そうすると突然別の年寄り男性が出てきてその30代の男性を追い払ったそうです。
そして彼氏の金縛りもとけ再度眠りにつき、朝起きたそうですが。
その年寄りの男性の容姿の話をいいながら、
「多分、君のおじいちゃんだと思うんだけど。」
と言いました確かにうちのおじいちゃんははげていたので、
容姿を聞いたときおじいちゃんだ!と思ったのですが、
その彼氏と付き合うかなり前に亡くなっていたので、
彼氏はおじいちゃんを見たことがありません。
しかし、30代の男性を追い払ってくれた人がだから、
私を守ってくれている人だと思ったそうです。
次の日仕事に行き、こう言うことがあったと職場の霊感のある人に話をすると、
「出てきた人どんな人だった?」と聞かれました。
「猫背の男性です。」と言うと、
「あーあなたの家の近くの交差点にいつも立ってる人だと思う。」と言われました。
そこは以前交通事故があり男性が亡くなっていたそうです。
私たちが楽しくしていた為彼氏の霊感に寄ってきて、家にいたと言われました。
この話を聞いてゾッとしました。
霊感がなくてよかったと本当に思いました。
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