私は、岩手県に住んでいる者です。
私の地元では、全国的にも有名な心霊スポットがあります。
ネットで調べていただければ、情報がいくつも出てくるような場所です。
今回のお話は、私の友人が実際に体験したお話になります。
心霊スポットになっている場所は、「慰霊の森」と呼ばれるところで、岩手県の雫石町にあります。
周りは温泉宿がたくさんあり、自然豊かな環境です。
なぜ、慰霊の森と呼ばれるようになったのか。
1971年7月30日、雫石町上空を飛んでいた全日本空輸の旅客機と自衛隊の戦闘機が衝突し、旅客機側が全員亡くなる事故が起こりました。
自衛隊側は全員が脱出し、無事だったそうです。
現場は凄惨な状況で、空中分解しながら墜落したため、機体やご遺体が一体に散乱していたそうです。
亡くなった人数は、乗組員7名を含む、計162名に及びました。
温泉のある山間部のため、車などの交通手段がないといけない場所です。
ここを訪れる方は、車で行かれる方が多いようですが、深夜に訪れるとほぼ、不思議な体験を経験できるそうです。
「慰霊の森」で友人が体験した心霊体験
私の友人は、友達と車で肝試しとして、2回この場所を訪れました。
1回目の体験は、深夜に友達と車で訪れた際に起こった出来事になります。
頂上まで車を走らせ、頂上に到着後当りを見回しても何も起こらなかったそうです。
期待はずれだったとがっがりして帰路についたそうです。
Uターンから間もなく、異変が起きました。
車が急に停止したため、何事かと辺りを見回したそうですが、何もありません。
再び車を進めようとした時に、急に後ろの窓ガラスを叩かれたそうです。
慌てて、車を走らせると数秒の間、車全体を何かで叩かれ続けた状態だったそうです。
山を下り、コンビニで一旦休もうと車を降りると、車全体に手形がついていたそうです。
2回目の体験では、職場の仲間と訪れました。
1度目の経験があるため、あまり乗り気ではなかったそうですが、仲間からの誘いに渋々ついていったそうです。
4人乗りの車に4人で乗車し、みんなで外の様子を伺いながら走っていました。
この道の先には、大きな駐車場があるそうですが、不思議な体験は、ここで起こります。
駐車場内は、ガードレール等で囲われており、駐車場の外側には、崖のようになっている部分もあります。
なぜか、崖側のところにガードレールが敷かれていない所があり、夜間ということで近づかないように離れて駐車場内を走っていたそうです。
向かって左側ががけだったため、駐車場の右側を走っていました。
かなり広い駐車場だったので、崖側との距離もあり、4人で話をしながら走っていたそうです。
友達は、前回体験した話を職場の仲間に話したそうです。
みんな、興味深々に聞いていて、今夜も何か起こるんじゃないかと期待もしていたようです。
その時、後部座席にいた方が、急に「止まれ!」と叫びました。
慌てて急停車し、何事かと目を向けると、「外を見ろ」と言われたそうです。
みんなで外を確認してみると、左側の崖すれすれに車が止まっていたそうです。
慌てて車を崖から離し、叫んだ方に何があったか確認してみると、前回の体験話を聞いていた時は、駐車場の右側をたしかに走行していたそうです。
ここまでは全員で確認していました。
話の途中でも崖側を遠くにして走行していたそうです。
話を聞きながら、またすぐに崖側に目を向けたら、景色が急に一変し、崖すれすれを走行していたそうです。
友達が怖いと思ったところは、急に崖が現れたことではなく、話しを聞きながら、全員がなんとなくとはいえ、外の景色を確認していたことだそうです。
仲間の一人が叫ぶまで誰も崖の存在を確認できなかったのです。
1回目の体験は、怖い体験でも、期待した結果通りだったため、恐怖は大きくはなかったそうです。
しかし、2回目の体験では、命の危機を感じ、ふざけて行くような場所ではないと痛感させられたそうです。
友達もこの場所には2度と足を運んでいません。
私は、この場所に足を運んだことがありません。
ですが、友人の話を聞いて、ふざけても行きたくないと思わされました。
慰霊の森・体験談2つめ
これは、I県出身の知人から聞いた話ですが、地元に慰霊の森と呼ばれる非常に有名な心霊スポットがあるそうです。
昔飛行機事故があり、それ以来異常なことが起こる場所になったとのことです。
知人も昔、ちょっとした好奇心から地元の仲間たちと肝試しに行ったことがあるとのことでした。
その時の話です。
知人は四人グループで車に乗って出かけたそうです。
夕方出発し、着いたころには日が落ちていたそうです。
目的地に着くまでは何事もなく、着いてからも知人は特に何も感じなかったと言ってました。
しかし、しばらく散策していると中年の男性がいて「慰霊碑はあの方向?」ときいてきたそうです。
「はい」と知人が答えると、彼はそのままその方向へ行ってしまった。
日の暮れた後だったので「こんな時間に慰霊碑に何の用だろう?」と振り返えったのですが、なぜかそこには誰もいなかったそうです。
それで急に怖くなり、大慌てで仲間を呼び集めて今あったことを話し、もう帰ろうということになりました。
ところが、仲間は途中から車を非常にノロノロと走らせ、他の皆が「早くしろよ!」と言っても聴く耳を持たずにいました。
道はカーブが多く、また、道を外れると転落の恐れがある斜面が続いてもいたので安全運転のつもりなのだろうとは思ったけれど、それにしても遅いのです。
それでもやがて、コンビニのあるところまで辿り着いて車を止めて一休みし、少し気持ちが落ち着いたところで飲み物でも買おうという話になったそうです。
車を降りた時、知人はある違和感に気づきました。
知人は助手席に座っていたのですが、サイドミラーから映った車内には髪の長い男がいた。
メンバーの中にも一人長髪の男がいたので彼だろうと思っていたのに、助手席側の後部座席から降りてきたのは別のメンバーだったのです。
再び怖くなり、もう買い物なんて止めて急いで帰ろうと言うと、運転していたメンバーが、
「実はさっきの運転している間ずっと、斜面の方へハンドルをとられていた。かなりの力だった。だからスピードが出せなかった」
と言っていたそうです。
霊にひっぱられていたのかもしれませんね。
慰霊の森・体験談3つめ【ずっと伝えたかったこと】
私はもともと霊感が強くて見えることが当たり前でした。
そのことをずっと周りには言えませんでした。
大人になるにつれて、そんな感も強くなり苦しんでいました。
そんな時に彼氏ができ、少し気分が軽くなりあまり霊感を意識しなくなりました。
いつものように彼とドライブに行っていると、突然私はある場所にひっぱられるような気がしました。
そして、彼氏にその場所に連れていってもらうこととなりました。
それは後々、慰霊の森だと知り、今では思い出すだけでぞっとします。
私たちがその場所に向かう途中に、天気はよかったはずなのに、どんどんと空が暗くなって来ました。
それは森のせいだからかなと、あまり気にしないようにしていました。
そして、その場所の入り口に着くと、驚くほど真っ暗になり、寒くて凍えそうな気分でした。
彼氏の口数も減り、私はそのようなもともと事故や亡くなった場所には近づく事は避けていましたが、
どんどん意識があやふやになりながらも進んでいきました。
しばらく走ると大きな石碑がたっており誰かが立っていました。
もちろん彼氏には見えないことは分かっています。
私はしっかり自分の意思を持たなくてはと思い、引き返そうと言おうとした時、
Uターンはなかなかできないであろう道を彼はどんどん走り進めていきました。
私はもう自分の後ろの窓には誰かがはりついて、なにかを訴えているのを知りました。
彼に、帰ろう!もう無理だ!と伝えたら、彼は我にかえり、
なにやってんだと言わんばかりの顔をしていました。
よかったことに、すぐ目の前にUターンできる場所が見つかり、すぐそこで引き返しました。
その後は、私はからだじゅう痛くて、何か木の根っこにでも巻かれているような感覚でした。
そしていろいろな人の感情が乗っかりすぎて心が破裂しそうでした。
帰りはずっと涙が止まらなく、それからしばらくは家から出られないほどからだが重かったです。
心が少し落ち着いた頃、あの時を思い出していました。
まず入った時に暗かったのは、私たちが面白半分で来ていると思い、森が怒っていました。
それから、石碑の横に立っていたのは女の人で、自分が見えた人に付いて、
自分の帰る場所に行きたかったのでしょう。
そして後ろの窓に、はり付いていた人は、私が記憶が薄れる頃まで私に訴えかけていました。
ここへは、来るな!遊びじゃないんだ!と。
どうか安らかにお眠りください。
そして、面白半分で行く人があるなら、それはやめなさいと。
こうなることを予想していなかった人々が沢山亡くなりました。
だから怒るのも当然です。
私は静かに安らかにいつか亡くなった皆様が上に行けるように、
楽しかった頃を思いだし、家族とまた再会できますように願うばかりです。
