これは実際に体験した話です。
場所
大阪府交野市だと思うのですが、源氏の滝という場所です。
大阪府の心霊スポットで調べると出て来るかと思います。
普通に観光もできるの場所です。
車では途中までしか行けないので、歩道を歩き一番奥まで大体20分くらい歩きます。
夜になると、あたりは真っ暗になるので、中々雰囲気のある歩道です。
体験
大学生だった僕はバイト先の友達2人と心霊スポット巡りをしていました。
ネットで調べ、車でいろいろな場所に行きました。
それまでは実際に行ってみてなにも起きることはなかったので、心霊スポットはただの肝試し程度でした。
しかし、源氏の滝に行った時、初めて心霊現象というものに合いました。
僕たちは軽い気持ちで、源氏の滝に行こうとなり、深夜2時ごろにそこへ行きました。
車を停め、歩道を歩いて行きました。
歩いている途中、面白がりながら写真を撮ったり、大声を出したりふざけていました。
滝に着き、、心霊写真撮れるかなーなどと言いながら、写真を撮りました。
しかし、何も写らないし、特に何もなかったので、ここもハズレかーなんて思っていました。
歩道を下り、車に乗りました。
友達の車だったので、友達がナビを家に設定し、車を発進させました。
車をしばらく走らせると、来るときこんな道通ったっけ?という道を走っていました。
街の方に出るはずなのに、どんどんと山道に入って行ったのです。
土地勘もなかったので、ナビ通りに行けば出れると思い、そのまま走らせました。
しかし、予想とは反対に、どんどん山奥に入っていき、さすがにこれはおかしくないか?となりました。
しかし、山道でUターンもできそうになかったので、前に進むしかありません。
やばいと思いながらも、Uターンできる場所か大きな道路に出る道があることを願いながら進みました。
すると、ナビの目的地が表示されている場所に着き、少し広い広場みたいなところに着きました。
こんな場所にナビを設定してないぞと、友達が言い、
何かあるのかと、あたりを見渡すと、建物がありました。
気になったので、その建物を見に行くと、廃墟となった病院でした。
確かに、友達の家にナビは設定していたはず。
僕たちは怖くなり、すぐに引き返しました。
ある程度戻ったところで、ナビをまた設定し直し、今度はちゃんと家に着くことができました。
その翌日、バイトがあったのですが、友達の1人から連絡があり、
右肘がパンパンに腫れ上がって曲がらないから、休むと。
病院に行ったが、お医者さんも原因がわからないと言われたそうです。
なぜ、自宅に設定したはずのナビはあの場所に僕たちを案内したのか、なぜ友達の膝が腫れたのか。
今もよくわかりませんが、あの場所にはもう二度と行きたくない、
軽い気持ちで行く場所ではないと後悔しました。