行く予定もなかったドイツの古城で。

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これは私の主人が体験した話です。

主人が心霊体験らしいもの経験したのはこの一度だけというほど、霊感などは全くない部類の人です。

主人が大学院の卒業旅行でスペイン、フランスとヨーロッパを大学院の仲間5人で旅行したときのことでした。

スペインにドイツ経由で行くはずが、スペインの航空会社のストライキでドイツまでしか飛ばないというハプニングもあり、ドイツに到着した時は夕方。

ストライキのせいではあるものの、せっかくだからドイツに来たのだからと急遽ドイツも旅行することになったそうです。

しかし、ドイツを旅行する予定がなかったため、特に下調べもせずに来ることになってしまい、すぐに泊まれるホテルを探し、ホテルの近隣を散策し始めたのは日が落ちた夜のことでした。

ヨーロッパなだけあり、ホテルから近くには古城があるということを知った主人たちはそこへ行くことに。

古城には立派な門や、砦があった。

友達は古城の写真や風景を写真に残していたそうですが、主人はデジカメを持っていなかったので景色を見ていただけだったそうです。

色々と散策したし、そろそろホテルへ戻ろうとしたところみんなで写真を撮ろうということになったそうです。

ただ夜ということもあり、観光客もまばらで写真を撮る係をじゃんけんで決め、主人が写真係に。

主人は友達のデジカメを持ち古城の門前に立ち、門側から砦を撮る形で友達を撮った。

もちろん夜だからフラッシュをたいて写真を撮ったら、煙デジカメの画面には真っ白の煙の様なものが映っていた。

その日は月も綺麗にでていて、霧が出るような状況ではなかったそうです。

その画面を見たみんなは怖くなり一目散に逃げたとのことでした。

一体煙の様な正体は何だったのでしょうか。

それは今となってはわかりません。

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