北海道上の潰れた村で不思議な体験

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北海道

以前、心霊スポットめぐりを仲間内でしておりました。

ある日100km婆というものすごい速さでおっかけてくるお婆さんの霊が出たとか、

ピエロが見えるという噂がある潰れた村があるということで、4人程でその村に車でむかいました。

時間は深夜の2、3時頃だったと思います。

潰れた村なので勿論外灯はなく、道中見えるのは車のライトで照らし出される道路の脇に立っている紅白縞模様のスノーポールだけでした。

今思えば不気味なのですが、普通なら真っ直ぐ立っているスノーポールは全て道路の内向きに折れ曲がっていました。

運転していた友人がいきなり車を止めて右側の方を指さし、

「見てみろ、廃バスがある」と用意してあった懐中電灯で照らしたのですが、

そこにはタイヤが外れて錆びついて、窓ガラスも全て割られた廃バスがありました。

皆、口を揃えて気味悪がったり、雰囲気が出てきたと盛り上がっていたのですが、

その瞬間変な気配を感じ正面の方を見たら未だかつて見たことがない野犬が車に向かって襲ってきました。

大げさではなく4、50匹、もっとそれ以上だったかもしれません。

道幅が狭くUターンをかけることができず、友人はけたたましく鳴く野犬を追い払うように

思いっきりアクセルを踏みその場を立ち去ったのですが、そこは1本道のため、

開けた場所が出てきたところでUターンをかけ、

先ほどの野犬がいる道をもう一度覚悟して通りました。

そしたら、先ほどまでいた野犬の軍団は跡形もなく消えていました。

帰りの道中皆怖かったねなどと話をしていたのですが、皆その場では気がついていなかったのですが、

野犬に襲われたところにあった廃バスに行きの段階では灯りはついていなかったのに、

帰りはぼんやりとした電気がついていたのです。

明らかに廃バスで周囲に民家もないので、電気がつくはずがないのに、灯りがついていたのです。

気がついたのは、そこから離れて20分後ぐらいだったと思います。

そこからは、怖くて行っておりませんが、今でも仲間内であれは一体なんだったんだろうという話になっています。

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