私の母型の祖母は、霊感あり何度も霊を見たそうです。
祖母の家は、平家になっていて玄関から入って上がると、
すぐ左には、祖母がいつも寝ている和室があり右には応接間で、
正面に居間がありその隣にダイニングとキッチンがある家です。
ある夜中祖父は先に寝ていたので、それから数分後に祖母も寝床についたのです。
ぐっすりと寝ていたのですが、夜中の2時ころに突然鍵を閉めたはずの玄関が、
ガラガラと開いたので、祖母は誰かと思って、目が覚めてしまったということです。
ガラガラと聞こえた後、またガラガラと聞こえたので、祖母は誰か入って来たと思ったそうです。
それから数秒経った時、祖母が寝ている和室の前で立ち止まり、戸が開いたのです。
そこに立っていたのは、近所の○○さんと分かったそうです。
すると和室に入って祖母が寝ている前に正座をして、
「お世話になりました。元気でいてください。」
と言ってその方は去っていったそうです。
そういったことに慣れている祖母は、驚くこともせずにそのまま眠って、朝を迎えたそうです。
丑三つ時に起こったことは、祖父は知らないと言っていて、
霊感のある祖母にしかわからなかったと言うことです。
朝、近所の人が家に訪ねて来て今日の深夜のことを話すと、
深夜会いに来た方は、その時間にお亡くなりになったと言うことでしたので、
「お世話になった方への挨拶に来たのかな」って思ったそうです。
祖母は霊を数多く見てきているので、また来たと思うようになっるそうです。
訪ねて来た時には、普通の人間の形をしていましたが、いつもと違う所としては、白装束の服装だったと言うことです。