場所:福岡県宮若市と糟屋郡久山町を結ぶ犬鳴峠。
福岡県宮若市と糟屋郡久山町を結ぶ犬鳴峠。
ここは県内に住むもの、心霊話が好きな人なら一度は聞いたことがあるかもしれない。
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犬鳴峠にまつわるいろんなエピソード
この峠にまつわるエピソードはきりがない。
霊感が強い人が心霊を見るなんていうのはもちろん。
「白いセダンはこの先進むな!」と注意喚起する看板がたっていたり、
近くの犬鳴村に足を踏み入れたら最後、二度と戻ってこれることはないといったエピソードなど。
信憑性があるものからないものまで、たくさんだ。
不思議な電話ボックスを見つけると、電話が…。
そんな犬鳴峠も、個人的に一番怖かったのは今から20年ほど前、
免許をとりたてでドライブに向かった僕たちは、好奇心の誘惑には勝てず、
何かしらのトラブルも多いことで、有名な犬鳴トンネルの前で一つの公衆電話ボックスを見つけた。
その日は霧が深く視界を遮り、ただでさえ、異様な空気感を感じる夜。
視界の悪い中、友人が「鎖がされてない?」と口を開く。
そう、なぜかその電話ボックスには、大きな鎖がグルグル巻きにされてあったのだ。
そんな時、友人の一人が「トンネルの向こうから、白い物体が歩いてくる」なんて言う。
それと同時に、友人のPHSが同じタイミングで着信がなったのだ。
もちろん、僕らは大パニック。
急いで、Uターンして峠を降りるが、同乗していた彼女が悪寒に襲われ、
体を震えさせ始める。
1分ほど続いた着信も、霧から抜けた頃に、鳴り止んでくれた。
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1件の留守電が…
無事に僕たちは峠をおり、街中を走る県道まで戻ることができたが、
「やばいところに足を踏み入れた」と、誰もが後悔した。
一体、あの着信はなんだったのだろう。
なぜ、鎖がされてあったのだろう。
見えないけど、嫌な予感を感知する能力が高い彼女の悪寒は何を意味していたんだろう。
すると留守番電話が入っていることに気がついた。
恐る恐る、聞いて見ると、ずっと電話の向こうでは
「ガーガー、ジージー」とノイズが数秒だけ収録されていた。
あの日以来、僕は、昼でもあの犬鳴峠を通ることはない。
犬鳴トンネルでの心霊体験
僕は、大学時代よく先輩と一緒に心霊スポットを巡っていた。
旧仲哀トンネル、川内貯水池、小倉藩処刑場跡など様々なところに行った。
今回は、その中でも一番思い出に残っている旧犬鳴トンネルに行った時のお話をしようと思う。
その日は、部活の先輩2人と僕の計3人だった。
2人の先輩は、一度旧犬鳴トンネルに行ったことがあり、スムーズに目的地に到着した。
現犬鳴トンネルの近くに車を停め、車を降りた。
しばらく歩くとフェンスがあり、立ち入り禁止と書かれた看板が何個も掲げられていた。
それだけで不気味だったが、僕たちはフェンスを越え中に入った。
道中、道のガードレールは、所々崩壊し、道が崩れて半分になっていたところもあった。
崖を横目に、足を踏み外さないように気を付けて歩いた。
歩き始めて20分ほどで旧犬鳴トンネルについた。
暗闇の中、突然姿を現したトンネルは、近づきがたい雰囲気を醸し出していたし、
中に入れないように積みあげられたブロックは、非常に不気味だった。
先輩の指名で後輩の僕がトンネルの中を覗くことになった。
落書きだらけの無造作に積み上げられたブロックを登り、中を覗いた。
中は闇で何も見えなかったが何か見てはいけないようなものを見た感じがしぞっとし、すぐに先輩たちのもとに逃げ帰った。
ひきつった僕の顔を見た先輩は、満足したのか帰ることになった。
ここから旧犬鳴トンネルの怖さを思い知ることになる。
今思えば、トンネルの中を覗いたときゾッとしたのは、
トンネルの中から誰かが見ているような目線のようなものを感じていたからなのかもしれない。
帰り始め10分ぐらい経ったころ僕と先輩1人が男性のうめき声のようなものを聞いたのだ。
もう1人の先輩は、何も聞こえなかった。
何回も確認したが本当に聞こえなかったという。
だんだん怖くなった僕たちは急ぎ足で車に向かった。
そこでも僕たちは、恐怖のどん底に突き落とされる。
乗ってきた車は、まるで何か月も放置されたように落ち葉や土埃が付いており、フロントガラスには、何個も手形が付いていた。
困惑と恐怖心で頭がいっぱいの僕たちは、少しでもここから離れたいという一心で車を運転した。
車の中では3人とも終始無言だった。
近くのコンビニに寄りコーヒーを3人で飲み、解散となった。
家に帰る道中旧犬鳴トンネルで体験したことをなるべく思い出さないようにした。
少し落ち着たところで家に着いた。
鍵を開け家に入ると、身も凍るような光景があった。
家のカーテンがすべて落ち、収納ボックスの扉が乱雑にすべて開いていた。
その日は、同期の家に泊まった。
以上が僕の旧犬鳴トンネルに行った時に起こったことである。
その次の日に先輩たちと僕はお払いに行き、それ以降は奇妙なことは起こってないし、心霊スポットには行かなくなった。
実際に体験した本当の話 福岡県 犬鳴トンネル(旧道)
あれは、私が大学生の時の出来事でした。
地元では、とても有名な心霊スポットで、新トンネルと旧トンネル
(今は立ち入ることが出来ないように、大きなフェンスと、トンネルはブロックで塞がれています。)
があり、夏の夜、丑三つ時には、多くの若者が肝試しに訪れる場所でした。
その日、私たちは、とある短大の女子大生と友人宅で、飲み会を開いていました。
いわゆる部屋コンと言うやつです。
お酒も入り、気分が良くなった先輩が、今から、肝試しに行こうっと言いはじめ、
そのために呼ばれていた私は、飲み代はいらないから、運転をしてくれと頼まれていました。
皆、その体験をするまでは、楽しそうに肝試しに参加したいといい、
男5名、女5名で犬鳴トンネル(旧道)へ車を走らせました。
平日の夜中と言うこともあってか、自分たち以外には、訪れている人はいませんでした。
新トンネルの手前から右側に、車1台が通れるくらいの、木や草が鬱蒼とした峠道があります。
当時は、草木の手入れもされておらず、月明かりがある夜でも、1m先が真っ暗になるほどの暗さでした。
女の子達が怖い怖いというのを男性陣は楽しんでいました。
車を旧トンネル前に止めて、歩いてトンネルを抜けるというのが、定番で、
先輩たちは、好きな女の子と一緒にトンネルに入っていきました。
トンネルは1m先も見えない真っ暗闇です。
すると、一人の女の子が、いきなり怖い怖いといいながらトンネル手前でふさぎこみ、
年頃の女の子にも関わらず、涙と、鼻水を滴ながら、ガタガタと震え始めました。
最初は演技だと思っていたのですが、次第に怖くなり、トンネルをあとにしました。
車3台で行っていたのですが、後続者からパッシングをうけ、
車を止めると、女の子は発狂しながら、大声をあげ、涙と、鼻水をたらし、何かにとりつかれているようでした!
夜中でしたが藁をもつかむ気持ちで、お寺に駆け込み、住職に話をすると、すると霊を払ってくれました。
お寺の住職から遊び半分であそこには近づいてはいけない。
っと言われ、それ以来、近寄っていません。
本当に恐ろしい体験でした。
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