3畳半の寮の部屋に2人の幽霊と同居した話(中国北京にある大学の寮)

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私は20歳の時に中国の北京に留学しました。

日本人の少ない学校を選んで語学院に入学しましたが、

外国人の友達もできてとても楽しく過ごしていました。

そんなときとても親しくなったほかの語学院の友人から、

寮は基本的に二人部屋だけどうちの学校は一部屋を壁で仕切って一人部屋のように使えるという情報を得て、

慣れない2人暮らしにつかれていた私は寮のために転校を決意して次の学期のために契約しました。

5階建ての寮でエレベーターがなく、格安だったのですぐに学校の事務所で紹介されたところに移り住みました。

ルームメイトは窓のある側を使っていたので私は窓のない方に住むことにしました。

3畳半位の部屋にベッドと机があり、シャワールームとキッチンはルームメイトと共有でした。

安い料金で嬉しかったのですが、なぜかその部屋だけとなりや向かいの部屋よりも2割ほど安く、

なぜだろうかと思いましたが安いことは良いことと気にしませんでした。

それから一週間後の早朝私は金縛りに遭いました。

疲れているのかな?と思い気にしませんでしたが、それから一か月を通して毎日のように金縛りに遭いました。

ルームメイトは金縛りには合いませんでしたが、よく深夜にテレビに波が入って困る、ということでした。

私は周りの人たちに金縛りがひどくて疲れると毎日のように漏らしていると、

とうとうその寮に長く住んでいる外国人が、私の住んでいる小さい方の部屋は事故物件だということを教えてくれました。

そして斜め向かいに住んでいる男性が、あの小さな部屋に霊が2人住んでいるのが見えると言い出しました。

びっくりして早急に部屋を変えてもらえるように事務所に殴り込みのごとく交渉に行きました。

そして一人で大きな部屋に住むことになりましたが、それ以来金縛りはありませんでした。

親友もその寮の他の部屋に住んでいて、寝ていて目を開けると目の前に霊がいたという話をまじめにしていました。

この地事態に問題があるのでは、と思いますが、中国では玄関に何かいろいろ張り付けていますが、

長く住む場合は厄払いのようなものは必須だと思いました。

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