信号のある一通の細くて暗い古いトンネルで白装束の女の幽霊に遭遇(福井県と滋賀県の県境)

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トンネル

十数年前ですが、私は、毎日県境の暗いトンネルを通っていました。

福井県と滋賀県の県境にある昔は、

鉄道のトンネルとして使われていた湿気が多く、

天井から水が滴ってくる暗くて狭いトンネルです。

夜そのトンネルを通ていると、

一方通行のトンネルであるため、3か所の待避所があります。

危険なため歩行者は通行禁止になっているはずなのに、

真ん中の待避所にいつも白装束の髪の長い女の人がいたのです。

不思議に思いながらも毎日気になっていました。

その人は、いつも何か言いたげにこっちを除くように見ていたのです。

時には、なんだかとても悲しそうに泣いているようにも見えました。

ある日は、トンネルの天井をじっと見つめていたり、

毎日見かけるので、なんだか気になっていたのですが、

暗くて狭いトンネルなので、確認するわけにもいかず過ごしていました。

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ところが、ある日、いつもトンネルの真ん中にいたその人が、

トンネルを出る直前に私の車の前を横切ったのです。

一瞬驚いて急ブレーキを踏みましたが、

止まった時にはもう姿は見えなくなっていました。

その時一瞬だけ見えたその人の顔は、

これまでになく穏やかな表情で、

いったい何だったのかと思いつつも私は、日常に戻りました。

その日を境にその人をみなくなったのです。

数日たってから聞いたのですが、

その古いトンネルの上を高速道路が走っているのですが、

トンネルの上で、女の人が首をつっていたのが、見つかったとのことでした。

これは、憶測ですが、きっと早く見つけてほしかったんですよね。

私が最後に見た表情はきっと見つけてもらえたことで、

あんな穏やかな顔になったんですね。

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