アガぺ病院に出る子供の幽霊
アガぺ甲山病院は、PET検診、脳ドックなど各診察、治療を行う総合医療法人になります。
兵庫県西宮市の甲山町にある、比較的大きな施設として市民の利用も多いです。
しかし、この病院に、子供の幽霊が出ると噂があり地元では有名になります。
ある看護婦が夜の10時ぐらいに帰宅しようと着替え中、子供の声がロッカー室から聞こえてきたそうです。
「助けて、助けて」と、子供が苦しむ声が部屋に轟きました。
看護婦は、少し怖くなり残っている同僚の元へ走って呼びに行きました。
看護婦と同僚は、ロッカー室の中へ入り様子を伺いましたが、もう声は聞こえません。
次の日、看護婦は、同じように出勤して仕事を熟し帰宅時間になったので、ロッカー室へ行きます。
そして着替えていたら、子供の声がまた聞こえてきました。
看護婦は、慌てて着替えて出ようと思った瞬間、後ろの隅に小学生の男の子が立っていました。
全身が汚れていて、ボーっと看護婦を見つめています。
看護婦は、ロッカー室から飛び出し、違う同僚にこの事を伝えます。
世間を震撼させた殺人現場こそ、アガぺ病院
同僚は、驚く様子がなく「気のせいだよ」と言い、「早く帰って休みなよ」と言いました。
そして、次の日、この同僚からアガぺ甲山病院の事を詳しく知る事になります。
この病院が建てられる前、知的障害者施設があり甲山学園がありました。
精神に障害を持つ子供が数十人いましたが、
1974年に子供2人が浄化槽のタンクの中で水死する甲山事件が起こります。
犯人は、勤務する女性が逮捕されましたが、結局無罪になり真の犯人は分かりません。
この甲山学園があった場所に、アガぺ甲山病院が建てられて今に至ります。
浄化槽で水死した子供が、無念の霊としてロッカー室に現れたと言われています。
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