I県T市、私の実家の話をします。
私の実家はI県のT市にあり、350年ほど続いています。
家長である長男には初代の名前にちなみ
“正(実際は違う漢字)”がつけられていますが、男は皆短命です。
そして、初代が小さな神社を作ったのですが、
2代おきぐらいのペースで神社の神様が要望を伝えに夢枕に立ちますし、
嫁いできた女性もわずかばかり霊感がつくらしく、
親戚が亡くなる時は亡くなった誰かが”そろそろヤバいで!”と伝えにきます。
【祖父の死】
私が3歳の頃、祖父が亡くなりました。
真冬の早朝にトイレに起きて倒れ、
倒れた事が原因で脳にばい菌が入ってしまった事が直接の死因でした。
この祖父の死に関して母が不思議な体験をしました。
【枕元に・・・】
祖父が亡くなる1週間ほど前の話です。
私たち親子は寝室で川の字になって寝ていました。
夜中にふと母が目を覚ますとそこには、
軍服姿の男性が母の頭の横にたちじーーっと母の顔を覗き込んでいました。
母もさすがに軍服姿の男性の姿が怖かったらしく、
気づかないふりをして目を瞑り耐えていたそうです。
その1週間後、祖父が亡くなりました。
まだ60代前半と若く急に亡くなってしまったこともあり、
お隣のH市に住んでいるいたこさんに降霊してもらい、
言い残した事はないか聞いてみよう、ということになりました。
降霊を開始してすぐ、
「おらぁ〜、だから危ないって知らせに行ったのに誰も気づいてくれなかった〜」
「気づいてくれなくて残念だ〜」
と祖父ではない何者かが降りてきました。
よくよく話を聞いてみると、
戦死した祖父の父親の弟さんだったそうです。
母は降霊中のいたこさんの横で
(え!アレ身内だったのかよ!覗いてるだけじゃわかんないよ!
怖いんだよ!せめてなんか喋ってくれよ!てか、無視したのバレてないぞ!!)
と思っていたそうです(笑)
その後、いたこ邸の庭で遊んでいた私と妹が乗ってきた車に、
石で大きく落書きをしてしまい、その修理代の請求書を見た時が
母が1番戦慄した時だった、、というおまけ付きです。
【手彫りの仏像】
祖父の葬儀もひと段落して母が、仏壇周りの整理を行なっていた時のこと。
代々伝わる手乗りサイズの仏像があるのですが、
コロン と乗せていた仏壇から転がり落ちてきました。
戻してあげようと仏像を手に取った母は硬直しました。
だって、
仏像の後頭部に五寸釘が深々と刺さっていたんですから、、、
仏壇なんて家族以外触るわけはないのですが、
いくらなんでも罰当たりすぎる行為ですし、
当時3歳児だった私の力ではまず無理、
という深さまで釘が入り込んでいたそうです。
ここで思い出してください。
祖父の直接の死因は、、
脳にばい菌が入ったことです。
亡き祖父が自分で刺したのか、家族の誰が刺したのか、
今となってはわからないままですし、知らなくていい事だと思います。
他にも私の家系の謎現象話しはありますし、実際私が体験した話もいくつもあります。
実体験の心霊話しとなると、私の陽気な性格のせいであまり怖くならない可能性もありますが(汗)
機会がありましたらまた書こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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