これは私が趣味の写真を撮っていた時に体験した話です…
その日は写真を撮りに都内に行って目的地を目指して
電車に乗っていた時の事です。
電車からレンガ造りの素敵な家が見えました。
個人の御宅だとは思うのですが、ちょっと写真に収めたいな~と思い
次の駅で降りて、その御宅を探して駅からウロウロと歩いて行きました。
駅から10分くらい歩いて行くと先程、電車から見たレンガ造りの家が見えてきました。
個人の御宅だと思うので詳しい場所は書けませんが、
見た目は綺麗な家なのですが人が住んでいる気配がないような感じでした…
家の正面まで行くと白い大きなバルコニーがあり、
その奥のカーテンの開いたを見ると中は電気もついておらず
昼間なのに真っ暗で不気味に見えました。
でも北米建築の素敵な家だったのでコッソリ写真を撮ろうとカメラを構えた時でした…
カーテンが『フワリ』と動いて淡いオレンジに光る拳くらいの玉が尾を引いて
カメラに向かって飛んできたのです!
まるで人魂のような『それ』を見た私は
『え!?』と思いカメラを下ろして肉眼でバルコニーを見ると、
その光は消えていました…
誰かいるのかも?と思いましたが、やはり人の気配はありません…。
怖くなった私は一枚だけ写真を撮って、その御宅を後にしました…
後でカメラの画像を見てみたら特に何も写ってはいませんでした。
気になって何かあった御宅なのかも…?と思い
ニュースなどをネットで調べてみましたが特に、
あの家の付近で事件や事故はありませんでした。
しかし私が見た『あの光の玉』の正体は一体何だったのでしょう…?