札幌花魁淵で体験した怪異(札幌市南区藻南公園周辺)

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大学二年生の夏にオカルト好きで心霊スポット等が好きな彼女と付き合ったことがありまして、

その娘が今度夜中に行ってみたい所があるから一緒に行こうと誘われたことがありました。

とりあえず事前に下見に行ってみようと思った私は、

バイトが終わった後にその公園へと向かいました。到着したのは午前2時位だったのを覚えています。

夜の街を走りそのスポットにたどり着いたところまでは覚えているのですが・・・

何故か私は翌朝自分の部屋のベットの上で目覚め、あれ?と思いながら頭をなでると、そこには大きなタンコブが出来ていました。

いくら思い出してみても昨夜の記憶があやふやであり、自分がどうやって戻ってきたのかもわからない状態でした。

とりあえず大学へ行くと、友人らに

「お前、頭ヤバいよ、殴られたの?病院行けよ!」

と言われ、頭の痛みもだんだんと酷くなってきたのでそのまま病院へと向かいました。

色々と検査をしたのですが特に異常はなく、転んだ等して何処かにぶつけたことから、

記憶に少し障害が発生したのではないのか?という診断となりその日はそのまま入院することとなりました。

そんなことから2~3日くらい経過して、ふと思い出したことがありました。

そうだドライブレコ―ダーだ。これを見れば何か解るかもしれない。

そう思い私はドラレコからSDカードを取り出して、PCに接続してみました。

あまり容量が大きくないタイプの物だったので、ほとんどのデータが上書きされていて残っていませんでしたが、

あるデータだけは事故を検知したのか?そのままの状態で残っているものがありました。

早速と再生してみますと、2時24分・・・車が発進し人気のない暗闇の中をゆっくりと走っている映像でした。

だけど、そんな映像の中で

「ああ」

「うん」

「そうなんだ・・・」

という自分の声が聞こえてきます。

何だろう、独り言だろうか?と思っていると、まるで誰かと話しているような女性の声が時々聞こえてくるのでした。

やがて車は停車し、運転席から自分が降りるドアの音が聞こえてました。

そして車の後ろ側を通って、位置的に助手席の後部座席を空ける音が聞こえて

「さあ、つきましたよ・・・」

全く覇気のない自分の声に驚きながら見ていますと、

ドアが閉まる音が再び聞こえそのままドラレコの前をふらふらと歩く自分の姿が映り、

その先に道にぽつんぽつんと立つ街灯のところまで歩き、

そのまま何を思ったのか、頭をその街灯にゴツンゴツンと2~3回ぶつける様子が映っていました。

そしてふらふらと車へ戻って、そのまま何事もなかったかのように車を発進させて家路につくというデータが残っていたのです。

そんなことがありました。

そしてその年の12月、そんな出来事など忘れたサークルの忘年会帰りのタクシーの中で、タクシーの運転手と話をしていると、

運転手さんが、お客さん、この前さあ、いやいやつけてて良かったよドラレコ!とタクシーのドラレコを指をさしながら話すので、

なんかあったのですか?と聞くと、運転手さんが言うには、

数日前に走っていたら急に人が飛び出してきてそれを避けようとして路肩の雪山に車をぶつけてしまったのだという話でした。

事故として一応報告したら、警察官が言うには目撃者からの証言ではそのような人は居なかったとのことでした。

だけどドラレコを見てみると、確かにそこには飛び出す女の姿が映っていた・・・との話でした。

ああ、そういえば自分もそんなことがありましたと、

自分も8月に起きたあの話をしてみると、見る見るうちに運転手さんの顔色が青くなり

お客さん・・・お客さんが言うのって、もしかして・・・藻南公園の近く道路じゃないの?

と言われ、はいそうですよって答えると

そこってさあ、有名なんだよね・・・客乗せると消えちゃうってさ・・・

運転手さんの話ではそこは乗せた客が消えることで有名な場所らしいです。

あそこらへんは絶対に客は拾わないからお客さんも注意してね、タクシー見て手をあげても絶対に止まらないからさぁ・・・

で、私はもう一つ聞いてみることにしました・・・もし乗せたらどうなるのでしょうか?と・・・

運転手さんが言うには、数年前に律義で働き者のタクシーの運転手が其処で客を拾い、そのまま帰らぬ人となったとのことでした。

運転手さんは最後にこう言いました。

あそこは花魁淵っていう、花魁が身投げしたって場所だから・・・夜なんて近づかないほうがいいんだよ・・・

一緒に連れて逝かれるからさぁ・・・そしてね・・・

聞いた話なんだけどさぁ、その時の花魁ってのが凄く美人だったらしいんだ。

そんな娘が客に暴力を振るわれて頭と顔に大怪我してしまってさぁ、

それが理由でそのことを物凄く病んで自殺したらしいんだ。

それから、あそこで遊んでいた子供が頭に大怪我したり、

少し目を離し隙に子供が顔から血を流して帰ってきたなんて話を聞くようになってさ、

呪いっていうのかな?あそこでは頭や顔の怪我に関する話が本当に多いのさ。

そうそう、その亡くなったタクシー運転手も、

何だから解らないけど見つかった時には顔が2倍に膨れるくらいに大怪我してたって話さ・・・

警察では事件事故両方で捜査したらしいけどな・・・。

タクシーの運転手はそんなことを言っていました。

〇札幌花魁淵

明治時代に吉原から北海道に連れてこられた花魁が北海道での生活に悲観し薄野遊郭を飛び出してそのまま、崖から身を投げて自殺をした場所とのことです。

近くを歩いていると、何かに足を引っぱられたり、その淵に立つと猛烈に死に憧れそのまま多くの人が身を投げる自殺の名所として知られています。

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