夜の運動場に居たアレは何だったのか

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私が中学生の時に実際に体験した話です。

当時、剣道を部活動と道場をかけもち
していた私は、中学校の練習が終わると
仲間達とそのまま小学校の体育館である
道場に通っていました。

道場での練習が終わり、時刻は21:00。
その日は親の迎えもなく、近所の仲間ひとりと
歩いて帰ることになりました。

真夏の蒸し暑い夜なので
練習が終わると二人で小学校のグラウンド
近くにある水道で頭を洗ったり
水を飲んでいました。

体育館や水のみ場から階段10段ほど
下がったグラウンドには
横並びに鉄棒が10個ほど並んでいます。

水を飲んで落ち着いた私たちは
少し話してから帰ろうと
階段に座ってグラウンドを眺めながら
楽しくおしゃべりしていました。

気づいたら他の剣道仲間やお迎えの
保護者の車は誰もおらず
月明かりとほんの少しの外灯のみ。
グラウンドにはもちろん誰も居ませんでした。

そんなことは気にならずに
二人で楽しく話していたら
ふと仲間の話がピタッと止まりました。

「どうしたん?」
「いや。。。なんか、いる。」

仲間が見る目線は
私の背中の向こう側。
一点を瞬きすることなく
ジーーーっと見ています。

「えっ?なにがー?」
と、言いながら私も振り向いて
彼女の視線の先を追いました。

高さを並べられたいちばん端っこに
ある、いちばん高い鉄棒。

なにもいません。

鉄棒には。

むしろ

その高い鉄棒から伸びた影のところ。

グルグルグルグルグルグルグルグルグルグル

実質的には存在していないのに
何故か影だけ鉄棒にしがみついて
グルグル回転しているのです。

座っていられず
立ち上がって周りを見渡しても
それらしい影の正体はありません。

怖くなった私たちは
一目散にグラウンドから離れ
小学校を後にしました。

あまりにも怖かったので
帰宅しても親にも話せずにいました。

数年ぶりにその仲間と再会し
ふと思い出して話してみると
やはり私だけの思い違いでなかったです。
彼女も私同様、他人に話せずいたそうです。

後に知った事実ではありますが
この小学校は10年ほどしか経っておらず
まだ新しい小学校でした。

ただ、もとの土地の歴史としては
朝鮮人の作業場及び墓場、として
使われていたそうです。

この不思議な体験
2人だけで10年ほど封印してきた話でした。

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