これは私が実体験した実話です。
私が鎌倉へ行った理由
私が20歳くらいの時に、その時大学生だった友人に誘われて東京や鎌倉に行く事になりました。
理由はその友人が大学のプロジェクトで鎌倉に映画館を作る。という内容で教授がその為に鎌倉に家を借りていました。
その家をまずは生徒が行った行った時に暮らせるように、生活品を買い揃えてくるという内容で誘われ付いていきました。
日程は鎌倉のその家に2泊3日泊まって買い揃えて帰ってくるという内容です。
との時はこんな事が起きるなんて思っても居ませんでした。
到着
私達がその家に着いたのは夜の20時を回った頃だった気がします。
今でも覚えて居ますが、そのはアパートで家の周りは林のようになっており不思議となんだか気持ちが悪い。という印象でした。
家の間取りは3LDKで玄関から入って廊下を左に行くとリビング、その横には6帖程の和室がありました。
そして玄関から廊下を右に行くと2つ部屋があつという感じでした。
初日だった為、疲れていたのもあり私達はすぐさま寝ることにしました。
その時は、和室の部屋に布団しかなくリビングにも和室にも電気は付いていませんでした。
そして迎えた初夜、その恐怖体験は起こりました。
1日目の夜(和室)
とりあえず、和室お布団に二人で寝ることに。
私は疲れていたせいか、すぐに横になって寝ようとしていました。友人も私が背を向けた瞬間に横になったようでした。
すると…私の耳元で『スースー』っととても激しい寝息が聞こえてきました。
さすがにこれは友人がふざけていると思い、私は疲れているから寝たい。と起こりました。
その時は友人の方を見ずに何度か言いましたが、収まらなかったので振り返るとそこに友人は居ませんでした。
友人は私の足元に体操座りをしていました。
私は困惑し、友人に『今さっき耳元でスースーって言ったよね?』と聞くと友人はそんな事はしてない。と。
そして、その友人が急に『今、携帯が動いたよ』と言いました。
その頃の携帯はガラケーで部屋は真っ暗でしたが、充電をすると赤いランプが光ります。
友人はそのランプが動いたと本気で言っていました。
そして私達わ怖くなり、布団に潜るように横になりました。
すると友人が『ぎゃー!!』っと悲鳴をあげて私に見ないようにと言いました。
『とりあえず、出たほうがいいから電気のある廊下へ行こう。』と言われ私達は廊下へでました。
1日目の夜(廊下)
廊下へ出る時に和室の戸はパタンと音がなるように閉めてでました。
しかし、出て廊下の電気を付け座った瞬間。友人が…
『今、戸が空いた。』と言いました。
確かに今さっき怖いからときっちり閉めたはずの戸が少し空いていました。
そして次に聞こえたのは私の携帯の着信音でした。
しかし、和室に携帯がありその音は私しか聞こえておらず怖かったので私は出ることが出来ませんでした。
2日目
結局、私達は怖くてあまり寝ることが出来ませんでした。
朝に和室へ戻り、自分の携帯をチェックしましたが着信もメールも何もありませんでした。
そして私は昨日の夜、怖くて聞けなかった『なぜ、和室にいる時に急に悲鳴をあげたのか?』と友人へ聞くと…
『昨日は本当に怖くて言えなかった。実は布団に潜った後に何か感じると思って私の足元を見ると男の人がこっちを見ていた。』
と。本当に怖くて何も言えなかったそうです。
その夜は怖いからといって今度はリビングで寝ることにしました。
しかし、次の日に起きてみると…暑くて開けていたはずの窓とドアが勝手に閉まっていました。
私たちはその日が最後の日だったので、もうそれ以上なにも言わずに帰りました。
後日…
後日、あの友人に会い友人はプロジェクトの為にまたあの家に行ったと話しました。
その時は、友人とその同級生そして先生と3人で泊まったそうです。
リビングで寝たらしいのですが、次の日和室の戸を開けて悲鳴をあげたそうです。
なんと、前の日には何もなかったその和室の畳が一晩にして真っ黒にカビが生えていたそうです。
この体験をしてから、私は霊感が芽生えたのか。
一人暮らしでは電気やテレビが勝手に付いたり消えたりするようになりました。
そして、心霊スポットなどへ行くと気持ち悪くなったり急に涙が出てきたりと異常が現れます。
今は特にありませんが、以前は男の人が付いていると言われたこともあります。
これが私が体験した実話です。