校門にある呪いの電話ボックス(萩市立椿東小学校)

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・学校の七不思議

私が通ったことのある萩市立椿東小学校には、こっくりさんなど七不思議がありました。

その中で私も実際に体験した「呪いの電話ボックス」についてお話ししたいと思います。

・呪いの電話ボックス

今では珍しくなった電話ボックスですが、

約20年前に私が通っていた時には校門に緑色の電話ボックスがありました。

そこから「0000-00-0000」に電話をかけると、お金を入れていないのにつながり、

呪いの声が聞こえるというのです。

・呪いの声の正体は

昔首のないおじいさんが、校門前の電話ボックスから電話をかけると、

「あと3」という声が聞こえたそうです。

そこから校庭沿いの歩道を歩いていくと、壁に血のような赤い字で「あと2」

「あと1」とカウントがされていき、0になるとおじいさんは亡くなったという話です。

「0000-00-0000」にかけるとその亡くなったおじいさんの声が聞こえるらしい、

という風に友達から聞かされました。

・実際に試してみた

友達と興味半分で試してみることにしました。

電話ボックスに入り、お金を入れずに受話器をとり、「0000-00-0000」と押してみました。

すると、つながるはずのないのにつながるではありませんか。

そして、「あぁっ」と男の声が聞こえて切れました。

小学校低学年の時でしたが、こんな話はあくまで作り話に決まっていると思っていました。

信じていないから、そんなのありえないという証明をするつもりだったのですが、まさかの展開でした。

その後私は転校し、電話ボックスは緑色のものからグレーの新しいものに変わりました。

友人が新しい電話ボックスで試したそうですが、つながることはなかったそうです。

・振り返ってみて

こうして書いてみると、怪談の内容も馬鹿馬鹿しいなと思います。

首のないおじいさんが電話かけて歩いていたという設定がそもそもおかしいです。

試してみてつながったことも、子どものよくある妄想が今でも記憶に残っているのでしょうか。

しかし、物心もついて明確な記憶が残っている時期の出来事で、

信じられないですがやっぱりあれは実体験だったよなと思います。

稀に起こりうる現象だったのか、心霊現象だったのか、気になる出来事でした。