はじめまして、今から40年前の事です。
岐阜県飛騨の山間部に山菜取りに行った時の事ですが、友達と2人で一生懸命ぜんまいを採集していました。
頑張りすぎて時間忘れてやっていましたので、気がついた時には、周りがうす暗くなっていました。
もう帰ろうと思い、友達読んでも返事がなく、当時は携帯電話もありません。
とにかく大声出して呼んでました。
しかし、応答ありません。
仕方ないので少し広い場所に移動して、ここで大声で呼び続けました。
結局30分ほど呼んでました、しかし応答ありません。
そうこうしているうちに、周りが真っ暗になってしまいました。
だんだんと心細くなり、落ちていた木の枝をふりまわして、バンバンと音を立てながら呼び続けました。
そうしたら、なんか小さな声で、おーいと返事があったので、私は、夢中になってその声のする方に、走りました。
だいぶ行きましたが、姿はなく、声は聞こえるのに誰もいない。
こちらから、おーいどこにいる、ってまた、声掛けました。
そしたら応答ありそのうち、バタバタ走ってくる音が聞こえた。
やっと、友達に会えました。
良かった、までは良かったけど帰る道がわからなくなり、周りは真っ暗で
時間は、既に22時になって、仕方なく友達と途方にくれてました。
そしたら、あのうと白い着物着た50代のおばさんがいきなりあらわれて、付いて来いと言わんばかりに歩き出した。
私達は、付いて行きました。
何かトンネルの中に入りここは、明かりがありましたから少しは気がほぐれました。
ここは,何処ですかとおばさんに聞きましたら、私が車にはねられて死んだところです。
えっと驚いた時にそのおばさんは消えてしまいました。
そのうちに、外が朝日で明るくなって、場所も確認できて、急いで家に帰りました。