親に聞いた話なので私の記憶にはほとんどないのですが奇妙な出来事でした。
その日の朝車に最後に乗り込んだのは母で、
BBQのタレなどの入った袋を持ち車に乗ったそうです。
現地に着き借りていたコテージの入り口にその袋を置いたそうです。
BBQが始まりそろそろタレを用意しようかなとコテージに行くと袋ごとなくなっており
しばらく探しても見つからないのでやむおえず近くのスーパーまで買いに行き
食べ始めたのですが不思議だね、とみんなで話していたそうです。
その日は姉の学校の友達家族も参加していてワインを頂いたそうですが、
オープナーを忘れてしまい、姉の友達のお父さんが車の鍵でも開くよと
コルクに差し込んだら根元から鍵が折れてしまい大変だったと聞きました。
そうこうしている間にまだ当時歩き始めたばかりの弟が居ないことに気がついたそうです。
そのとき私の叔父が川のほうを見て何か叫んだので驚き見ると弟の持っていたおもちゃと、
くるくると回転しながら流されていく弟の手足が見えたそうです。
しかし川べりでは危ないからと階段の上にある高台のコテージを選んだのに
歩き始めたばかりで大人の目に止まらず下まで降りられるとは考えられなかったと母は言います。
すぐに駆けつけ引き上げたときには弟は呼吸をして居なかったと聞いて昔の話とはいえ怖かったです。
たまたま姉の学校の保護者の方の中に看護師さんがいたそうで、すぐに処置をしてもらい
病院に運ばれ弟は助かりました。
入院になったので私たち家族は家に帰りました。
そこでまたありえない事が起きたそうです。
キャンプ場でいくら探しても見つからなかった袋が地面に置いたまま、
玄関は鍵が刺さったまま開きっぱなしの状態だったそうです。
その様子をみて母は何かおかしいと思い、霊能者の方に相談したそうです。
すると息子さんには水難の相が出ているので15歳までは親の目の届かないところで
水場に行かせないようにと言われたそうです。
様々な不思議な現象は先祖に徳を積んだ方が居て、
その方が良くない事が起きるからとキャンプに行くのを止めようとしていたんだそうです。
不思議な力に助けられ弟は今元気なので良かったなと思います。
母から聞いた一番不思議な話です。