あれは数年前の、3月位の話です。
まだそんなに暖かい感じはなく、肌寒い日が続いていました。
私はその日、仕事から帰り晩御飯を食べてから軽く酒を飲み、
明日も早い仕事があるため23時頃寝室に向かいました。
私の寝室は6畳のただ寝るだけの部屋で特に何も無い部屋です。
部屋に入る時に、ひんやりとした感じがしました。
誰も入ってないと来んな感じかな?と思い就寝しました。
何時かは分からないのですが、ふっと目が覚めていました。
寝ぼけた頭で、トイレかなぁと思っていましたが足から違和感がありました。
誰かがいる?ような感じです。
気になり目線を送っても何も無い感じです。
いつもなら調べようとするんですが、また寝てしまいました。
また目が覚め今度は不思議な恐怖感を覚えていました。
どういう意味か分かりませんでしたが、ただただ怖い感じでした。
暫くして、ぼやけた頭がマシになってくると、部屋の違和感が私のベッドの回りを歩いている感じがします。
流石に泥棒と思い、怖くて身動きが取れませんでした。
怖くて布団をかぶり目をしっかり瞑っていました。
しかし、泥棒がいちいちそんな行動がとれるか?と思い始め
布団の隙間から見てやろうと、そっと目を開けました。
何も無い感じです。
嫌な汗が出てきました。
違和感があるのに何も無いのです。
いい加減気持ち悪いので起きて電気を付けようと思い起きようとしたら、黒い何かが私にへばりついて
耳元で、『ワタシノコドモカエシテ!』、、。
私は叫んで気を失っていました。
目が覚めたら、夢??だったかな?と思いました。
部屋も違和感はありませんでしたし、動悸がするくらいでした。
その昼に、神主の友人に出来事を話しました。
神主の友人から一言言われました。
黙ってたんだけど、お前たまに拾ってるよと、、。