群馬県赤城山”白い家”~ただの廃屋と思うべからず~

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廃墟
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白い家

群馬県赤城山にある3階立ての廃屋、通称”白い家”。

私の地元ではよく噂になる心霊スポットです。

毎年、原付バイクの免許を取った中高生が仲間とノリで肝試しに行くとか行かないとか、

なにかと騒ぎたい年頃の若者たちが羽目を外しに行くという、

彼らにとっては一種の”成人の儀式”みたいなものなのかもしれません。

私の世代でも悪ノリして行ったグループがいました。

深夜に二人乗りの原付を転がして、男女7人で赤城山を登って行きました。

ただの廃墟?

深夜とはいえ7人で、それも若い男女がギャーギャーばか騒ぎしながら

行ったものですから怖さは感じていませんでした。

なんとなく若さに任せてその雰囲気を楽しんでいるというか、

本当に怖い思いをしたくて向かったわけではありません。

しかし対向車もなく、なんの明かりも見えない静かな山道を走っていると

次第に笑い声は止んでいき徐々に不安の色が見え始めます。

それでも引くに引けず、目的地までひた走りました。

真っ暗闇の中ひっそりと佇むそこは、ただの民家に見えますが

内心ビビりまくっている当人たちには薄気味悪くて吐き気がするほどだったと言います。

そこについた時には彼らはすでにお開きムードで、口々に「もう帰ろうぜ」と言い合っていました。

とても中を散策する気にはなれませんでした。

すると、その内の一人が本当に吐き気を催しだし、みんなあまりの怖さに

緊張状態になって体調を崩したと判断し、一目散に来た道を引き返しました。

誰もかれも一刻も早くこの場を去りたかったので、とにかく夢中で山道を下りました。

『霊のせいじゃない、ビビりすぎて気分が悪くなっただけ』と

その時はみんな考えていたと思います。

異変

無事に帰宅し、翌日には笑い話にできたものの、

一人異変を感じている子がいました。

吐き気を催し体調を崩した子です。

あるとき、自宅でくつろいでいると母に「昨夜遅く騒いでいたでしょ」

「あなたの部屋うるさかったわよ」と注意されました。

しかし彼女はその晩部屋にはおらず、何のことか分からなかったと言います。

その後も誰もいないはずの部屋から足音が聞こえるようになり、

家族が不振に思い始めた頃、とうとう目に見える異変が起こりました。

障子が自然発火したのです。

慌てて彼女は”白い家”に行ったこと、体調が悪くなったことを家族に打ち明けました。

個人ではどうしようもなく、お寺から住職さんを呼ぶと、

心霊スポットから霊を連れ帰ってしまったと言われたといいます。

すぐに御祈祷を上げてもらい、事なきを得ることが出来たそうです。

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