友人と幽霊がよく出ると言われる廃墟に向かいました…
私は、心霊ごとが好きな友人と一緒に滋賀県甲賀市にある
「ユースホステル・青葉荘ホステル」(現在の名前は青葉荘)という20年ほど前に廃業した旅館に行きました。
その場所に行くには甲西駅という場所を降りて歩いて10分かからないくらいの場所です。
行くまでには住宅街を歩くのですが、途中からは坂を登りはじめて住宅はおろか、建物や明かりなどが一切消えてしまいます。
私は、恐る恐る坂をゆっくりと歩いていって遂に青葉荘までやってきました。
滋賀県の知る人ぞ知る場所でネットにはあまり書かれていなのですが想像を絶する雰囲気でした。
外観の窓やドアは割れており、色々なものが散乱して歩きにくかったです。
ドアを開けて中に入るとまず目に見えるのは日本人形です。
ベタかと思うかもしれませんが本当に夜に見たら怖すぎます。
まず一家のキッチンなる場所に足を運ぶと、腐った肉?のようなものがいたるところに散乱していました。
人間の肉ではないかと友人は怖がっていましたが、私はそんなことは無いだろうとおもっていました。
青葉荘には二階もあるのですが、階段を登って二階に上がると客室広間として使われていたであろう大きな和室の部屋が有りました。
中に入って写真を撮ったりして「写っていたらおもしろいね」などと話しながら写真を何枚か撮っていました。
外から見て二階の窓のガラスが割れていたのでその窓をよく見ると内側から割られている形跡がありました。
そこも一枚写真を撮りました。
私たちは十分満足したので帰ろうと思い駅に向かっていたら、
いきなり私達以外の足音が聞こえて怖かったので走って逃げることにしました。
家に帰り青葉荘で撮った写真を見ると一枚だけ幽霊なるものがはっきり写っていました。
その場所はやはり窓ガラスだったようで幽霊がだれかを威嚇するために窓ガラスを割ったかのような…