学校図書室で見える影の男の子(岩手県沿岸部の小学校)

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私の小学校はとても古く、

外装工事はしていましたが、校舎の中は古いままで不気味な雰囲気でした。

そんなこともあってか、私の小学校にはメジャーな学校七不思議とは違う独特の七不思議がありました。

その中で印象に残っている話が、

廊下の真ん中にひいてある白扇を一歩もズレずに階段につくと誰かに背中を押されるという話と、

音楽室やその周辺にある図書室、家庭科室に男の子が座っているという話と、

屋上へつながる階段に首をつっている男の人が見えるというものでした。

また、この七不思議のほかにも、スポ少などで体育館に遅くまで残っていた子たちが

閉めたはずの体育館からボールをつく音が聞こえたという話や、

残業をしていた先生が職員室の真上にある図書館から誰かが走り回っているような足音を聞いたという話もありました。

また、私自身も妙な体験をしたのです。

私が小学校5年生の時、学習発表会で私たちの学年は様々な楽器を使って演奏をすることになりました。

私はピアノを習っていたのでキーボードを担当することになりました。

鍵盤ハーモニカやリコーダー以外の担当になった人は昼休みに練習をしなければならなかったのですが、

私は図書委員をやっていたので昼休みは図書室へ行かなければならなかったのですが、

同じ図書委員の子が代わりにやってくれると言ってくれたのでお願いすることにしました。

しかし、私は図書委員が持っている返却をする際につくハンコを自分で持っているままだったことを思い出し、

早めに給食を切り上げ昼休み前に図書室へハンコを置きに向かいました。

図書室は入り口が三つあるのですが、1つは扉が壊れていて出入りが出来ません。

もう1つは図書委員専用のカギがなければ開きません。

よって出入りできる入り口は1つしかないということになります。

私は図書館に入った時返却カウンターに男の子がいるのを見ました。

逆光だったのかその男の子は真っ黒に見えました。

私は急いで返却のハンコを押そうとカウンターに向かったのですが、気付いたら男の子がいなくなっていました。

ドアが開く音もなく男の子は消えてしまったのです。

不思議に思い、図書館を出たら友達が廊下を歩いてくるのが見えたので、

男の子が出ていかなかったか聞いたのですが誰もいなかったといわれました。

この不思議な体験をしてから私は影のような男の子が見えるようになりました。

はっきり見えるわけではなく、あ、いると思いその方向を見ると何もないのです。

このようなことが長く続き、6年生の冬に私は最後の図書委員会の活動を放課後に行い、

いつもより遅く学校から帰りました。

帰る途中、図書室に筆箱を忘れてしまったことに気付き学校へ引き返しました。

冬だったので暗くなるのが早く学校はいつもよりさらに不気味でした。

そして筆箱を取り、図書室のすぐ隣にある階段を下りている途中に私は階段から落ちました。

誰かに押されたような感じがしました。

階段の上を見るとあの真っ黒な影のような少年が立っていました。

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