一緒に行こうよ、と窓から私を呼ぶ声(田園都市線の長津田)

スポンサーリンク
この記事は約2分で読めます。

これは私が関東で父と二人暮らしをしていた時の話です。

その時私達は田園都市線の長津田という駅前に住んでいました。

都内から引っ越してきたのですが、部屋の第一印象が、居るんです。

ちなみに父は幼少期から霊感が強く、どうやら家系のようで、

私も父ほどではないですが、感じやすい体質でした。

間取りは2K、玄関を入るとキッチンがあり、奥に2部屋並んでいるような造りでした。

恐らく部屋に入り感じたのは水子だろう、と父が言うので、あまり気にせずに生活をしていました。

住み始めてから数か月ほど経った、深夜のこと。

私は人の話し声で目が覚めました。

私は奥の部屋に寝ていたのですぅが、私の部屋の外に小さな小道があったんです。

人二人が横並びで歩けるくらいの。

私も半分寝ぼけていたので、どうせ酔っ払いだろうと、あまり気にも止めませんでした。

何だかゴソゴソ音がするなぁ、くらいで聞いていたのですが、はっきり聞こえたんです。

「・・・行こうよ」

?私は一瞬戸惑いましたが、恐らく連れの人が潰れてしまったんだろう、とまた睡眠に入りました。

しかし、どうやら、様子がおかしいんです。

「・・・行こうよ」

「・・・行こうよ」

一定の間隔で、何度も繰り返すんです。

しかもクリアに聞こえる。

私は布団から起き上がり、窓の外を見ようとしました。

すると、突然父が、

「駄目だ!」

と、努めて小声で諭すように、言ったんです。

そこで私は気付きました、この世のものではないんだ、と。

しばらくすると何も聞こえなくなり、ホッと一息を付いた瞬間です。

「ピンポーン」

「ピンポーン」

部屋のチャイムが鳴りました。

私は恐怖で体を震わせていました。

気が付いたら、私は眠っていて、気付いたのは、翌朝です。

朝、父に昨夜のことを話したら、窓の外を見ようとした私に驚いたらしいんです。

だって、父にはこう聞こえていたそうです。

「一緒に、、、行こうよ」

タイトルとURLをコピーしました