この話は、当時まだ私が学生だった頃、山口県に住む友人から聞いたお話です。
山口県の萩市というところに、21世紀の森キャンプ場という施設があるそうなおですが、
そこは、心霊スポットとしてとても有名な場所だそうです。
キャンプ場に着くまで周りには何もなくて、ほんとに気持ち悪い場所だそうです。
そのキャンプ場には駐車場があるらしいのですが、
その駐車場の中の一角だけ不自然に駐車禁止になってるところがあるそうです。
なぜ、一角だけ不自然に駐車禁止になってるかというと、
以前にその場所で車の中の助手席で、女性が焼身自殺をしたそうです。
それ以来、その場所に止めた車が事故にあったりするようになり、
被害にあうのはきまって助手席に座っている人だったそうです。
そして、そういう噂が広がり、その場所は現在駐車禁止となっているそうですが、
その友人は以前に、その場所に遊び半分で行ったそうです。
当時は、その友人の仲間4人で現地まで向かい、実際にその駐車禁止の駐車スペースに車を止めてみたそうです。
時間で言うと10分くらいだったらしいのですが、特に何かが起きるわけでもなく、何もないから帰ろうかという話になったそうです。
そして、その帰り道、友人たちは自分たちの街にもうすぐ着くという頃、
見晴らしもいい他に車も通っていない交差点で横転し電信柱に衝突してしまったそうです。
そして、その4人のうち3人は全くの無傷だったらしいのですが、
助手席に乗っていた女の子だけ、全治1カ月の大けがを負ったそうです。
それ以来、その友人はその場所には行っていないそうです。