食い違う話からの恐怖体験(修善寺にある旧天城トンネル)

スポンサーリンク
トンネル

天城隧道。旧天城トンネル。静岡県の伊豆半島下田街道にあるこのトンネルは心霊スポットとしても有名です。

雨上がりの夜、男友達3人で有名な心霊スポットを巡ろうと軽いノリで行くことになりました。

車を数時間走らせると木々が生い茂り、車がギリギリすれ違える道幅になりました。

街灯もなく車のランプだけが頼りです。

さらに、舗装されていた道から砂利道へとなりガタガタした道を走らせること数分、目的地のトンネルに到着しました。

トンネル前には、なぜか電気の点かないトイレがありました。

そのトイレの鏡を数分見ると、背後に何かが通るという噂があり男3人で試してみました。

しかし、数分たっても何も起きませんでした。

トンネル内はオレンジ色のランプが点いておりスイッチを切る事で一時的に消す事が出来ます。

そのスイッチをOFFにすると一瞬でランプが消え、トンネルの先が見えない程、暗闇に包まれました。

辺りは木々に覆われておりとても静かです。

トンネル内から雨水の音なのかポッタン、ポッタンと音がします。

準備は万端です。

3人で覚悟を決めトンネルに入りました。

入口付近はまだうっすら見えていた足元ですが、
徐々に入っていくと何も見えません。

友達の足音がとても鮮明に感じられます。

数分歩いていると、トンネルの反対側へと出ました。

そのタイミングでトンネルのランプが点灯し、何も起きることはありませんでした。

通ってきたトンネルを戻り、車に乗り込みました。

エンジンを掛け、その場でお互い感想を言い合っていると、1人だけ変な事を言い出しました。

「こいつ、女みたくオレの服を途中からずっと掴んでいたんだぜ」と。

もう一人の友達が言いました。

「はっ!?掴んでいたのはお前だろ」と。

2人が何者かに服を掴まれていたようです。

3人共、怖くなり急いでその場を立ち去りました。

麻機トンネルの首なしバイク(静岡市葵区麻機)
・麻機トンネルの首なしバイク これは、私が友人に聞いた話です。 私は実際見たことはありませんが、聞いただけでゾっとしました。 ・友人の恐怖体験 静岡市の麻機という地域に昔からあるトンネルがあり、 車1台しか通れない狭い...

コメント